メタ認知を鍛える

癒しのカウンセリング（敏感な方の心身の疲れを軽減するメタ視点アプローチ）

疲れを癒す効果のあるカウンセリングで、繊細な方々の疲れが軽減されます。

最近、HSP（Highly Sensitive Person）やHSC（Highly Sensitive Child）という言葉が話題になっていますが、

日本人は繊細で他人への気遣いができる人が多いですね。

日本の文化には、みんなと一緒にいることで安心感を得られる要素もあり、

違いに敏感に気づく傾向もありますが、

少子化や核家族の影響で大家族が減少しており、個人が重視される傾向があります。その結果、繊細な人が増えています。

実は私自身もHSPの一人でした。

昔からエンパシー力が高く、共感力が人一倍優れていたため、自分のことのように他人の感情を感じてしまい、生きづらさを感じることがありました。また、相手の表情に敏感に反応してしまうこともありました。

現在は完治していますが、昔はアトピーがひどく、

そのために非常に繊細で神経質な生活を送っていました。今では、人の悩みに共感する特性を活かしてカウンセリングを行い、お役に立てるように努めています。HSPは必ず克服できるものです。

繊細な方（HSP）の特徴は以下の通りです。

1. 過度に気を配りすぎて生活が疲れる
2. お願いされると断れない
3. 相手の気を悪くするのではないかと思い、意見を言えない
4. 疲れやすく、体調を崩しやすい
5. 細かいところまで気を配りすぎてしんどい

このような特徴を持つ方々のために、繊細な方が過ごしやすくするための

ワーキングカウンセリングがあります。

その中でも、ご自身ですぐに実践できるのは「メタ視点」を持つことです。

メタ視点とは？

メタ視点とは、第三者の視点を持つことです。

つまり、自分が自分の行動を映画館で見ているような状態で、客観的に考える訓練をします。

そうすることで、生活の抽象度が高まり、細かいことがあいまいになって、

より大局的な視点で物事を考えることができるようになります。

メタ視点を持つことの利点は、人生は選択の連続であるにもかかわらず、

正しい選択の確率が格段に高まり、これまで60%正解だったものでも少なくとも80%の正解率に向上することです。

慣れてくると、正解率が90%まで上がるという報告もいただいています。

メタ視点を持つことで、無駄な具体的な視点から解放され、抽象度を高めることができるため、

自分の行動を冷静に客観的に判断できるようになり、仕事の効率も向上し、

人生が確実に豊かになります（断言します）。

抽象度が高まると、細かいことが気にならなくなり、本当に重要な部分が見えてきます。

その結果、本当に相手が助けが必要なところに手を差し伸べることができたり、

自分にとって大切なものが見えるようになり、無駄な誘いを断りやすくなったり、

他人の嫌な部分にも気にならなくなっていきます。

このように、メタ視点やメタ認知という考え方や行動療法は、

繊細な方（HSP）にとって役立つものです。セルフメタ認知行動療法は自分で行える方法であり、以下の手順で行います。

セルフメタ認知行動療法

1. 自分の上空約3メートルに鳥が飛んでいるイメージをしてください。
2. 自分の視点と鳥の視点は自由に切り替えられるとイメージしてください。
3. 鳥は常にあなたを客観的に観察していると考えます。
4. トラブルに遭遇した時は、すぐに鳥の視点に切り替えます。
5. 鳥は感情を持っていないため、あくまでも地上のあなたと相手を客観的に観察しています。
6. 鳥の視点で、地上のあなたの表情を観察してみてください。
7. 地上で目の前にいるあなたと鳥の視点のあなた。正しい選択をしてくれるのはどちらですか？
8. 余計な情報がないことに気づくはずです。したがって、鳥の視点で相手に返事をします。
9. その選択肢が正解です。

もし鳥の視点をイメージすることが難しい場合は、

ドラゴンクエストのプレイヤーとして考えてください。

選択肢が提示されますが、あなたはテレビの中の自分ではなく、

コントローラーを外から握っているプレイヤーの自分です。

客観的にどちらの選択肢が良いかを選んでみてください。

それが本当の自分の本当の気持ちに基づいた選択です。

相手のことを考え過ぎると、選択を誤ることがあります。

メタ視点を持つことにより、自分自身をよりよく理解することができ、

相手からの余計な情報を取り除き、相手の本質だけが見えるようになります。

メタ視点の認知行動療法は、繊細な方（HSP）へのワーキングの一つですが、

繊細な方がより快適に生活するための方法はまだまだたくさんあります。

繊細な方でお悩みの方は、ぜひウエルカムカウンセリングで話を聞いてみてください。

解決策が見つかると思います。