子供がいじめにあった時の母親の心のケア

お子さんがいじめにあった時に具体的な対処法は先日記事にしました。

実は、子供も大変なのですが深刻なのが当院でもカウンセリングをおこなっていますが

いじめられているお子さんの母親のメンタルです。

母親は子供との共感性が誰よりも高い

お子さんの脳波検査と同時にお母様への脳波検査をさせて頂くと

殆どの場合が、同じぐらい脳が傷んでいるケースがよくみられました。

 

通常、脳の色はグリーンに識別されますが、

いじめにあっているお子さんとお母様の脳の結果は、

真っ赤の中に暗い青（うつ）が映っているケースがほとんどでした。

検査から分かるように、四六時中、一日の始まりから終わりまで

お子さんのいじめの心配に明け暮れ、メンタルを壊し不眠症がはじまり

食事がとれなくなり、酷い方は、髪の毛が抜け落ちたり、視力が無くなった

クライアント様も実際におられました。

その中で、どうもお母様から見ると、他人ごとに感じるご主人と不仲になったり、

不倫されていたり、、という悪循環のケースも。

ご主人も心配はもちろんされているのですが、仕事が忙しかったり、

自分は冷静でいようと努めていたりと様々なのですが、

母親と子供とを守ることが仕事もありで

しんどくて困難となり、疲れ果てているということもありました。

いじめを支えるのは、ご主人だけでは難しい。

いじめられているお子さんやそれに深く関わってメンタルを病んでいる母親を

ご主人が一人で支えるのは、なかなかハードなことです。

ご主人も仕事の立場が難しい年代にはいっており、仕事だけで大変な時期に

家庭では、いじめ問題に対峙するのは、自分も経験がありますが

本当に大変でした。矢面に立って家族を守ることの大変さはよく分かっています。

学校との電話の不毛なやりとり、何も進展しない対応に毎日うんざりさせられました。

わたしは、カウンセラーですので最後までやり切りましたが、

普通の心理学を学んだことがない方や、もともとメンタルが弱い男性だと

たちまち逃げ腰になってしまうような言動や他人事のような態度、矢面に立たないなど

で、母親をがっかりさせてしまうこともご相談でよくみられます。

父親がお母さんも、お子さんも一人で支えるのは難しいため、

父親の役目は、せめて共感しながら

お子さんの話を毎日聞いてあげる。ことに

専念してもらう。というのがよいかなと思います。

決して、変な奴はどこにでもいる。お前は弱い！そんなこと言ってたら

社会に出たらどうするんだ？社会には五万と敵がいるんだ。などと

おっしゃらないように。

母親のメンタルは、プロに支えてもらう必要性大

お子さんがトラブルに巻き込まれる時期は決まって、

母親が更年期障がいに突入しかけている４０代～50代が多い為

ほんとうに、お母さんがぺしゃんこに潰されてメンタルがやられてしまうのです。

毎日、玄関からお子さんが入ってくる悲しい姿を見るだけで

まるで自分がいじめにあってきたかのような心境で恐怖におののいている母親も

少なくありません。

玄関で泣き崩れるお子さんもおられると思います。それをがんばって、

気丈に振る舞おうとがんばるお母さんの思いは計り知れません。

精神科や、心療内科で睡眠薬をもらっていたり、薬でごまかしたりという方もおられますが、

そんなことをしていると、薬が手放せなくなりそれを見ているお子さんにも

更なる心の傷となりかねません。

いじめは母親が相談する場所がない。

いじめやいのちの電話がいかに無意味であるかは、多分この記事を読んでおられる

お母さんはもう気が付いていおられると思います。

その場だけでなんの解決にもならないからです。

役所の電話で宗教をすすめられた方まで出現しました。。びっくりです。

相談相手がおらず、

どうしたらいいのか分からないトンネルの中で苦しんでおられると思います。

頼りの弁護士も相談相手にならないこともほとんどだと思います。

いじめの案件は弁護士にとっても儲かりませんので、テレビ番組のように

積極的に動いてくれることも少ないかと思います。

相談するところがないほどつらいことはありませんね。

ママ友にも相談しづらいセンシティブな内容です。

そういう時は、ぜひご近所のメンタルカウンセラーを頼って頂きたいと思います。

いじめ問題でメンタルカウンセラーを頼るメリット

プロのメンタルカウンセラーをいじめ問題で頼るメリットは、

いじめ問題の解決と更年期の問題など、カテゴリー分けが明確になり

ご自身で対処する方法が見えてくる。ということにあります。

全部がいっしょくたになって、『不安』としてのしかかっている部分の

こんがらがった紐をといていくイメージです。

そして、この問題には、今後はこう対応する。などチビタスクが明確になることにより

迷いや不安を減らしていくことが出来ます。

現に、うちのクライアント様で左目が見えなくなるまで精神が追いつめていたお母様は

現在視力が0.9まで戻られています。（この方、町医者では原因不明だったため

大学病院で脳や眼科全ての検査をうけられましたが、一切問題が発見されませんでした。）

また、お母様自身がHSP気質をもっていたり、過去にトラウマがあったり

インナーチャイルドが泣いていたりするケースも発見され、カウンセリングで

癒すことも可能となっています。

お母様にはお子さんの成長を見ながら、自分のメンタルも救っていただくシステム

いじめを専門としているカウンセラーを見つけてください。

できれば、当院のようないじめ専門のカウンセラーをみつけること。

当院は、わたし自身がアトピーで酷いいじめにあってそれを乗り越えてきました。

また、気が弱く心が優しい娘もいじめにあい、それを家族で乗り越えてきた経緯がありますので

メンタルに限らず、弁護士、裁判まで色々なご相談にのることも可能なため、

皆様から信頼を得ているという面がございます。

子供に強くなって欲しいと願う

また、当院では親子カウンセリングとして、お子さんとお母様のカウンセリングを

並行して行うことによって、全体の状況を常に把握できるシステムを構築しているほか

いじめられているお子さんには大会で通用するまでの『空手』を習得して頂いています。

柔術師範代の私の方でマンツーマンで教えており、大会で優勝したという実績もございます。

いじめで心がしんどいお母様はいちど大阪阿倍野まことカウンセリングルームの

ウエルカムカウンセリングへお越しくださいませ。