社会不安障がいのカウンセリング大阪　天王寺　阿倍野　SAD

SAD（社会不安障害）のカウンセリングについて

集団に入るのが怖い。人の目が気になる。集団の前で話すと緊張する。動悸がする。

何かの会やイベントに参加すると傷つくのでは？と心配になる。

など、当院でもご相談の多い社会不安障がいの症状の例です。

ケースは様々で、幼少期からの場面緘黙からこの症状になった方や

いじめが原因で、集団に適応できなくなったケースが多く、だいたいは中学生ぐらいからその症状を

感じておられる方がデータ的にも多いと感じています。

社会適応障がいは完治できる！ポイントは脳の仕組み

社会適応障がいはカウンセリングで完治が可能な障がいの一つですが、

ほおっておいても（成長しても）治らない疾患のひとつと言われています。

それは脳の仕組みが原因です。

社会適応障がいの方の脳の仕組みは、自分ではなく「相手」が主体となっている為

相手の反応（評価）が自分の評価と同一化してしまう為

常に脳内は、マイナス思考にとらわれることが増えていきます。

相手は自分のことをどう思っているのか。どうせ浮いてると思っているんだろう。

そして、どうせみんな自分を嫌っているんだろう。→悪循環

 

自分の思考や考えは全てかき消され、相手の態度、言葉、表情が全て自分への評価となってさいなまれます。

誰かから良い評価を受けない限り、自分自身へマイナス評価で自動思考で埋め尽くされ

自分のあら探しを始めていきます。中には良い評価でさえ素直には受け取れず

「どうせ自分なんか」と卑屈になっていく人もいます。劣等感に苦しむことに。。

相手の評価が自分の評価になり、どんどん脳はサバイバルモードに変化し

聴覚過敏になる人が多い疾患の一つです。

大きい音が苦手になる。

社会不安障害のひとの特徴の一つに、聴覚過敏があります。

耳の奥が耳石周辺が硬くなり、その為大きい音に敏感に心が反応するようになります。

その硬さを緩和する方法のひとつに、SSPの音楽療法があります。

当院ももうすぐ導入予定です。

カウンセリングでは、まず「自分を取り戻す」ことを優先的におこなっていきます。

社会不安しょうの改善フロー

社会不安症は、人それぞれですが玉ねぎの皮をむくようなプロセスによって

解決していきます。

起点を見つける。

まず、どこが起点かを探っていきます。

だいたい、幼少期から中学生ぐらいに起点がある場合が多く

親から認めてもらえず否定ばかりされていたり、主体的にものを考えさせてもらえなかったり、

指示行動待ち、夫婦不仲、友人とのトラブル、場面緘黙などが当院では多いアンケート結果です。

中学生では、いじめが原因で不登校になってしまった。というご相談で訪れる方が

多いです。

劣等感を消し去る

劣等感にもっていかれる脳の仕組みやメカニズムを理解し

その向こうの思考パターンを変えていきます。

相手ではなく自分が相手を評価する

相手が自分を評価しているという思考から、

自分が自分の立場で相手を評価することによって、自分を取り戻していきます。

相手がどう思っているか。が気になったら、自分は相手をどう思うのか。

好きな人なのか、嫌いな人なのか。自分の気持ちを優先していくことで

緊張や不安感から脱出していくことができます。

文章で今回は簡単に書いていますが、このフローをワーキングで実践していくことで

集団が怖い、集団を前にしてのスピーチが苦手などの意識が徐々に薄れていき

自分はこの集団の中にいてもいい人間なんだ。という自信につながっていきます。

専門的なことを書くと、、、SADとは

人に対して、人は愛情を持っているということを確信している人が陥りやすい疾患です。

その愛を感じられなかった、拒否された時に人は傷つき

人間不信に陥ったり、その場からすぐさま離れたくなったり

近寄りたくなくなったり、集団を避けるようにしたりして

脳の癖→自動思考が止まらなくなっていきます。

思いやりがある人、承認欲求がある人、が多いのが特徴で、HSPさんも多いですね。

S：セロトニン、N：ノルアドレナリン、D：ドーパミンで専門家は表します。

セロトニン→安心、安らぎ、繋がり感、愛情欲求

ノルアドレナリン→不安恐怖

ドーパミン：刺激、承認など

それぞれを組み合わせたパターンが社会不安障害の症状を出しています。

ここでは、長くなるので説明は省きますが

それぞれの思考パターンによって今の症状を作り出しているということです。

そのパターンを変えてしまう事で社会不安障害を解決へ導きます。

宜しければウエルカムカウンセリングで

お待ちしております。