私がカウンセリング資格を掲載しないワケ

私がわざわざプロフに資格を列挙しない理由は色々ありますが、

答えは、人の心を豊かにするために「資格」は必要がないと分かったから。です。

こまごました資格がないのか？と言えばウソになりますが、わざわざ掲載する必要があるでしょうか。

昔々わたしが小学生の頃、テレビで川で溺れている人の救命をして表彰されていた学生をみました。

その人は、テレビで見て知った人工呼吸法で助けたようですが

特に救命の資格もなく、人の命を助けたということに深く感動を覚えました。

 

また、飛び降りをしようとしていた方に声をかけた近所の老人は

ただ、遠くから「おーい。」と声をかけ

あとは、寄り添ってただただ隣に腰を掛けて自殺しようとしていた若者の

話を聞いていただけだと言います。

 

カウンセラーは治療家ではないんですよね。

 

かけちがえているボタンにそっと気づかせてあげる。のが役目だと思います。

そして、いくばくかの知識と実力と経験さえあれば、資格は必要ないな。と思いました。

 

 

ハクがつくから、取っておいた方がいいのでは？とか、クライアント様側の選ぶ基準になるから

とっておけば？とか堂々とやれるよ？等　周囲の友人カウンセラーからも言われる事もありましたが、

「資格」が人を助けるのではなく、経験と共感力と知識の使い方が資格より重要だなと分かり

今はそれを実践しています。

 

かの有名な心屋仁之助さんも資格は保持していなくてブログにも自分の強がりだと書いておられます。

クスっとブログで笑わせて頂きました＾＾

https://ameblo.jp/kokoro-ya/entry-11974705916.html

 

また、

私が好きな精神科医にTomy先生がおられます。ツイッターでも有名ですね＾＾

先生はこう話されています。

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7年ほど前に、一番尊敬していて運命の人だと思っていたパートナーが亡くなったんです。

そのとき、ものすごく辛い経験をしたことがやっぱり大きいですね。

彼は同じ精神科医で、先輩でもあり、兄貴や弟や親のようでもあり、何でも相談できる一心同体のような人でした。

だから彼が突然この世からいなくなったとき、自分が自分でなくなったような感じがして。

ものすごく気持ち悪い感覚に陥ってしまったんですね。

のび太にとってのドラえもんがいなくなったようなものです。

それで、うつ症状になったんですけど、

精神科医として身につけた知識が全く当てはまらないことも多くて。

想像していたのとかなり違ったんです。

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そう。資格は実際の問題解決には直接的に役に立たないということが私も分かったんです。

将来的に身に着けたい手法が出てきて、それが資格がないと絶対にその知識や手法を使わせてもらえないなら

取得に行くかもしれませんが、今の所、海外のセミナーや自己の勉強と経験で仕事として成り立っています。

「資格」に頼らずとも「実力」で食べていけているわけです笑

この意味がお分かりになりますでしょうか＾＾

また、臨床心理士や心理療法士、公認心理師など色々資格はありますがその内容は

当然熟知しております。

 

心理学との出会い

小学生時代、中学生時代、私は酷い　いじめにあっていました。

毎日泣いてばかり、HSPという性格上繊細だったわたしの心が

小、中学、高校で自己肯定感がことごとく否定され、潰され

ボロボロになっていきました。

本当によく泣く子供だったのです。

現在はすっかり完治していますが全身が酷いアトピー性皮膚炎で、

身長も男にしては低く160cmしかなく、

「ゾンビ」や化け物、赤鬼等と呼ばれていました。

父親からも気持ち悪い化け物のようだ。と言われたのはさすがにこたえましたね。。

 

人は見た目じゃない。泣いてばかりじゃ僕はだめだ。・・・

 

そのあたりから人の心の問題に目を向けはじめ

「心理学」として高校生時代から深く人間の心理に興味を持ち

子供の頃から趣味として心理の勉強を独学で始めました。

 

そこから数年・・・

 

うちは、貧乏で大学へは行かせてもらえませんでしたが、高校卒業後工場等で働きお金をためて

沢山の本やセミナーを見て歩きました。

 

そして、仕事として

面白い心理学やカウンセリング手法を求めて海外一周をする旅に出ました。

 

また、世界を一周するピースボートでは整体とメンタルカウンセラーの仕事として乗船させて頂きました。

 

日本はまだまだカウンセリング後退国です。セミナーもセラピーも既に目新しいものはありませんでした。

 

帰国後、わたしの身体が弱かった事から母の勧めで「心療整体師」として働き始めました。

大阪の病院で長年の経験を積み、独立！

「みこころ」整体院と命名したのです。

「身と心」両方元気にするという意味で「みこころ」と名付けました。

 

ただただ、整体だけをするのではなくクライアント様の話をよく伺い、カウンセリング整体として

大阪阿部野で当初、15年間は無償でカウンセリングを行いクライアント様にはモニターとして

参加頂いておりました＾＾

 

その中で、クライアント様から、カウンセリングだけでも来ていいですか？と多数のお声がけ頂いたのがきっかけで

大阪阿倍野まことカウンセリングルームを併設することに致しました。

カウンセリングだけでも実績がでる！心理学とカウンセリングのキャリアは、30年以上となります。

 

勉強は怠らず、今でも毎日、海外のセミナー、心理学等洋書を読み漁る日々です。

家族や子供からは、「また心理学の本買ってる！！」とDVDや本が届くたびに言われるのですが＾＾；

心理学歴は実に30年以上ということになります。

 

資格を持つという不自由さ

資格をとると自由が奪われます。また、心理士の資格ができた時期が遅い・・・。

今さら資格をとる為だけに時間を作って初歩的な実践に不向きな知識しか学べない大学へ通う必要があったり

既に独立開業している私には有益だとは思いませんでした。

時に、臨床心理士の若い人たちにお願され「カウンセラー養成講座」をも

開いている私には必要ないものでした。

 

また、資格をとるとなんらかの協会に所属させられ、毎年の登録更新作業など

自由なカウンセリング活動ができなくなるということもあげられます。

 

ある日、ヒプノセラピストの資格を取ったあと、後日電話が入りました。

その協会長に、大阪支部の会長をお願いされましたが、収益のほとんどを

協会に納金する義務があるというので、お断りしたことがあります。

 

よくあることは、カウンセリングには色々とNLPやSATなどの協会が存在し

収益の一部を協会に強制的に納金しなければいけませんし、

講演会も制限ができます。講演会も、料金がいくらまでしか設定できない。

会場費は実費など制約があり酷い場合は、

会場費だけでマイナスということもありえるのです。

 

 

日本のカウンセラーのイメージの相違

また、昔見たある映画が、よりそれを刺激しました。

海外で観たのでタイトルは忘れましたが、

王国内の名だたる有資格者のカウンセラーでは治せなかったメンタルヘルスの病気を

無名の下町の無資格カウンセラーが回復させ王に力を与えたのです。

その他、グッドウィルハンティングも影響ある映画の1つでした。

 

日本のクライアント様は、あんたが治すんだよ。と他力本願な傾向がありますが、

海外のクライアント様は、カウンセラーとクライアントは対等であるという認識がしっかり定着しています。

また、それがしっかりしたラポールを築くのに必要だという事も理解しています。

 

私は、高校を卒業後世界を回りました。色々な先生のカウンセリングを見てきましたし

読めない洋書も沢山買ってきて学びました。今はグーグル翻訳というアプリがお役だちですが、

当時はそんなものもありませんでした。

一か月読む心理学書物は多い時で30冊を超えます。そして、それをノートにまとめていき

他の手法と合わせて活用できないか考えていきます。

 

有資格者以上に日本でも海外でも勉強してきている自負もありますが、

毎日がアップデートの繰り返しで、資格をとったらおしまい。ではないということが

カウンセリングを数十年以上やってきて、身に染みています。

 

日本人は資格が好きで、無資格者を小馬鹿にする傾向があります。

google口コミにも同業者から嘘八百を書き込まれたこともありました。

これはカウンセラー同士でも同じことです。

 

しかし、資格があるのと実力や経験があるのとでは全く違いますね。

立派な大学を出て、国家資格の心理士や臨床心理士、また心療内科医色々ありますが、

何かこれらを持っているから、クライアント様が絶対に回復する。というわけではありません。

いかに、クライアント様とラポールを築き「共感」し、カウンセリングができるかが重要だと思っています。

 

クライアント様と紡ぐ共感力のオリジナルカウンセリング

「共感」というのは、簡単な言葉ですが短時間にその人の人生と「共感」すること。

これがなかなか複雑な技術と経験が必要です。

色々なカウンセリング技術を融合し、独自のMAKOTO式オリジナルカウンセリングを行っていく。

私は、この共感力を毎日鍛え、そしてどうすればクライアント様と深いラポールを築き、

クライアント様がらくに楽し～く生きられるか。きっかけをどう導いて、

はっと気づきと動機を見つけていただけるか。

という追及を生涯をかけて行っていこうと考えています。

いつか私が独自で国内完全オリジナルの日本人に合う

カウンセリング資格を作る予定です＾＾

私に共感して下さるクライアント様はぜひわたしのカウンセリングを受けてみて下さい。

カウンセラーまことの信念です。