塾講師カウンセリング増加|中学受験で急増する問題行動と家庭崩壊の7つの原因

ここ2年で急増している中学校受験塾講師のカウンセリング相談。その背景には中学受験の低年齢化、家庭内ストレス、夫婦間の教育方針のズレがあります。授業崩壊のような現場で何が起きているのか、心理カウンセラーまことが解説します。

塾講師カウンセリング増加の背景にある「見えない家庭崩壊」とは

ここ2年ほどで、ある変化が急激に起きています。

以前は中学校教員からの相談が中心だった現場に、今は大手中学受験塾の先生たちの来院が急増しています。

特に目立つのが小学4年生までを担当する講師たちです。

相談内容は共通しています。

「授業中にずっとしゃべり続ける」
「カンニングを平然とする」
「突然踊り出す」
「席を立って歩き回る」

『注意しても言う事を聞かない』←非常に深刻

これまで塾という空間では起こりにくかった行動です。

なぜなら塾は保護者がお金を払っている場所であり、子どもにもある程度の緊張感があったからです。

それが今、大きく崩れ始めています。

これは単なるしつけ不足ではありません。

もっと深い場所で、家庭の構造そのものに変化が起きています。

なぜ今「塾講師カウンセリング増加」が起きているのか

塾講師カウンセリング増加の背景には、社会全体の変化があります。

特に大きいのは次の7つです。

1. 境界線が消えた家庭教育

昔は家庭と学校に明確な線引きがありました。

家では自由。
外ではルール。

この切り替えが自然に育っていました。

今は家庭の中でその境界が薄れています。

親が疲弊し、叱ることを避け、子どもより自分たちの生活を中心にしすぎる家庭が増えています。

完全にこれは政治の失敗で、女性の社会進出をうたい専業主婦が減り共働きになったことから

子供だけではなく若い大人も愛着障害が増え、料理をしない家庭も増えて食育も育たないだけではなく

子供を観察していないので躾も育児もままならない状態が続くようになりました。

特に岸田政権以降は顕著で、移民政策により窓ガラスの原理の如く外国人が許されるなら日本人だってマナー違反でもいいじゃない。という風潮が出てきているようです。

また、異常なまでの多様性の推進も大きく影響しています。

多様性の時代で、何をしても個性個性尊重といい先生自体が注意ができない環境に置かれています。

ある塾の規則冊子を見せて頂いたのですが、

直接本人に注意してはならない。いかなる理由でも生徒に触れてはいけない。大声で怒鳴ってはいけない。

など大量な規則では子供たちをまとめていくことなどできるわけがないと考えさせられる内容でした。

その結果、外でも自分中心で振る舞う子が増えています。

2. 中学受験の過熱化

早ければ生まれた時から始まる受験競争。

食育も躾もできていない家庭に置いてこれは子どもにとってかなり高ストレスです。

まず愛着障がいで愛情が欠損している為、学習に集中が出来ない。むしろ学習できる準備すら整っていない。

また、お金を払っているお客様気分の子供がいる、学生講師を舐めている。などと

大学生でバイトの塾講師をしている子も話してくれました。その子は真剣に悩んでいて食事もできないほどでした。元々は数年前までその塾に通っていたため恩返してバイトをしているということで、まさか自分の塾がここまで様変わりしているとは思ってもいなかったようです。

子供たちは愛着障がいになっていて感情整理が未熟な時期に、大人並みの受験戦争の競争に入る。

その圧力が異常行動として出ているといえます。

しゃべり続けるのも、踊るのも、立ち歩くのも、心理学では「逃避行動」の一種です。

躾が出来ていな子供に、制限がかかった注意しかできないのでは塾の講師が参ってしまうのも当然です。

大阪の大手の中学受験塾の講師が揃うほど、今、カウンセリングが講師たちの駆け込み寺となっています。

3. 外国人問題(移民問題)

ここが非常に重要です。

また、外国人も1割ほど入ってきているようで授業が思うように進まないと先生方は言います。

(これは公立小学校の先生からも多い内容です)異国の言葉で当たり前のようにしゃべっていると。

そのこたちは無意味な質問も多く、特に外国人による『国語』の遅れが顕著だということで、また

上位へ行くためのクラス替えのテストでも外国人は国語力が弱い為上のクラスに上がれないという理由でカンニングを頻繁にするそうです。全体向けに注意していても、その外国人の親がレイシスト!と塾講師を責めてきたという例もありました。

もうこれは異常事態ですね!

授業中に問題行動を起こす子の共通点

塾講師カウンセリング増加の相談から見えてくる共通点があります。

それは『悪意』ではなく『不安』です。

子供の問題行動の裏にはこういう心理があります。

認められたい

目立つことで存在確認をしている。親にも認められられたい。

負けたくない

カンニングは能力不足ではなく自己防衛。

見捨てられたくない

家庭で十分に感情を受け止めてもらえていない場合があります。

つまり、行動だけ見れば困った子ですが、内面を見ると助けを求めていることが多いのです。

塾講師が限界を迎える理由

ここが今、非常に深刻です。

塾講師は教育者である前にサービス業でもあります。

保護者対応があります。

売上があります。

クレームがあります。

規則にがんじがらめで簡単に子供を叱れません。

学校なら指導できる場面でも、塾では規則もあり慎重になる。

この抑圧が積み重なり、講師側が精神的に追い込まれていくのです。

最近増えている症状はこうです。

・不眠
・動悸
・出勤前の吐き気
・無気力
・怒りのコントロール不能

これは完全にストレス反応です。

塾間を転々としている人も少なくありませんし、塾講師から家庭教師に転身された方も

沢山おられます。

こちらでも、不登校児が沢山カウンセリングに来ていますので

家庭教師に転身された方にご家庭を紹介したこともあります。

その縁で、不登校が解決した例もございます。

塾講師カウンセリング増加の裏で起きている「教育現場の崩壊」

これは一部の塾だけの話ではありません。

大阪のありとあらゆる複数の大手中学受験塾の講師から共通して聞こえてくる現実です。

多分、大阪の大手塾が揃うと思います。

以前なら「ありえない」と言われたことが、今では日常化しています。

授業妨害。

無断離席。

講師への暴言。

テスト中の堂々としたカンニング。

そして最も深刻なのが、

『注意しても止まらない』

という現象です。

これは非常に重要です。

昔なら怖い大人に「怒られる」という抑止力がありました。

今は違います。

怒られ慣れていない。

叱責に耐性がない。

そもそも家庭内で「制止される経験」が少ない。

だから注意を受けても脳が止まらない。

ブレーキ機能が育っていないのです。

これは発達障害とはまた別の問題です。

育ちの中で形成される「自己抑制機能」の未発達です。

食育の崩壊と情緒不安定の関係

夫婦共働き家庭で、親が料理を作らない。

意外に見落とされがちですが、食事は非常に子供の情緒と成長に影響します。

最近の相談でも目立つ共通点があります。

朝ごはんを食べていない。

コンビニ食が多い。

冷凍食品中心。

家族で食卓を囲まない。

これは単なる栄養の問題ではありません。

食卓は情緒を育てる場所でもあります。

食事中の会話。

親の顔を見る時間。

安心を感じる空間。

これが減ることで、子どもの心の土台が弱くなります。

土台が弱いまま受験戦争に入る。

当然、不安定になります。

感情が荒れます。

集中が続きません。

結果として塾で問題行動として出やすくなります。

なぜ塾講師ばかりが先に壊れるのか

子どもの問題は見えやすいです。

しかし、先に限界が来るのは講師側です。

なぜか。

がんじがらめの規則の中で毎日何十人もの感情を受け止めコントロールする力が求められているから。

これは相当な精神負荷です。

さらに今の塾講師は、

怒れない
触れられない
強く言えない
退塾にもできない

という制約があります。

つまり武器を奪われた状態で戦場に立っているようなものです。

しかも保護者対応では、

「うちの子は悪くない」

というケースも少なくありません。

講師は孤立します。

理解者がいない。

逃げ場がない。

これがカウンセリング急増の理由です。

このまま進めば日本の教育はどうなるのか

これは塾だけの問題では終わりません。

既に学校にも波及しています。

社会にも出ます。

ルールを守れない。

注意を受け止められない。

我慢ができない。

努力が続かない。

この状態のまま大人になるとどうなるか。

職場で崩れます。

人間関係で崩れます。

結婚生活でも崩れます。

つまり今起きていることは、未来の日本社会そのものに直結しているのです。

教育の崩壊は国の崩壊でもあります。

大げさではありません。

現場にいる人間ほど、その危機を肌で感じています。

変えられない時代の中で、講師自身の心を守るしかない時代

正直に言えば、この社会全体の流れは個人レベルでは変えることは不可能です。

社会はもう変わってしまいました。

家庭環境も変わった。

教育のルールも変わった。

子どもの育ち方も変わった。

そして、その変化はこれからさらに加速するでしょう。

昔のように戻ることはありません。

つまり現場の先生たちは、変えられない環境の中で働き続けなければならないのです。

これは非常に過酷です。

理不尽も増える。

規則も増える。

責任だけが重くなる。

それでも毎日教壇に立つ。

だからこそ今必要なのは、

「教育を変えること」ではなく

「自分の心を壊さない技術」です。

受け流す力。

抱え込みすぎない力。

線引きを持つ力。

そして感情を整理する場所を持つこと。

これがなければ、真面目な先生ほど先に壊れていきます。

塾講師カウンセリング増加という現象は、弱い人が増えたのではありません。

むしろ限界まで耐えてきた人が増えた結果です。

現場で戦っている先生たちは十分頑張っています。

問題は努力不足ではありません。

時代の圧力です。

だからこそ、一人で抱え込まないこと。

それが今の教育現場を生き抜くための現実的な方法なのです。

まずはお気軽に『ウエルカムカウンセリング』へお越しくださいませ^^

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