婚約後、結婚に至らないケースの克服方法とは？

婚約後、結婚までたどり着けないケース

婚約をしたものの、結婚式までたどり着けないケースのカウンセリングが時々あります。どちらかのメンタル疾患を親に知られてしまい、親から反対されている。ということがよくあります。男女比は、女子の方が当院では多いです。

そういう場合は、早めにカウンセラーを頼ることをお勧めします。今解決しておかないと、また結婚後の出産でもトラブルに見舞われることになり赤ちゃん、お子さんへ影響を与えることが多々みられるからです。

特に母親は重要な役割がありますので、早期に夫婦関係の見直しをして本当にその人でうまくいくのかも含めて、カップルカウンセリングを受けておいてください。アメリカにいたころは、カジュアルな夫婦喧嘩でもカウンセリングを頼って下さっていました。しかし、日本人は離婚を言い渡されてから深刻な状態でカウンセリングを受けに来るケースが９９％です。

そうなると、もうお互いが歩み寄りや努力をする段階を超えている場合も往々にしてあるのです。ののしりあいをしにカウンセリングに来られても困ります＾＾；こちらの方で、整理はしますが『仲良くする。平和に暮らす。』という最低限のマナーと努力は必要です。

婚約後に立ちはだかる問題

婚約後、結婚までたどり着けないケースの背後に潜む問題とは何でしょうか？

1-1: コミュニケーション不足

婚約期間中、コミュニケーションが不足してしまうことがあります。忙しい生活や仕事のストレスから、カップルはお互いとの時間を削ることがあります。しかし、コミュニケーション不足は関係の深化を妨げ、結婚に向けた準備を進める上で障害となります。女性が意気込んでいるのに対し男性が消極的な面が多々生じています。結婚に対する夢や希望の温度差からのコミュニケーション不足は一番厳しい現実を迎えることによくなってしまいがちです。

1-2: 未解決の問題

婚約前に未解決の問題が存在する場合、これらの問題は婚約後に浮上しやすくなります。金銭、家族、価値観の違いなど、カップル間での意見の不一致は、結婚に向けた大きな障害となる可能性があります。子供の問題がこちらに該当しやすいテーマです。子供の欲しい人数などはよく話し合っておく必要があります。更に子供に万一恵まれなかった時の話し合いもしておくほうが良いです。

1-3: 周囲のプレッシャー

家族や友人からの期待やプレッシャーは、婚約後の結婚に対する不安を引き起こすことがあります。カップルは、周囲の期待に応えるために無理に結婚を急ぐことがあり、これが関係に悪影響を及ぼすことがあります。結婚は個人ではなく、家と家という風習は今でも続いているケースもよくありますので風通しを良くしておく方が事後報告よりうまくいくケースが多いです。

婚約後、結婚までたどり着けないケースにどのように立ち向かうべきでしょうか？

2-1: オープンで正直なコミュニケーション

コミュニケーション不足を解消するために、カップルはオープンで正直な対話を促進することが必要です。日常的な会話から、将来に関する希望や不安、考えを共有しましょう。コミュニケーションは信頼と理解を築く鍵です。結婚前の違和感は、結婚後更に自分を苦しめることになりますので、早々に解消しておきましょう。

2-2: 未解決の問題に向き合う

未解決の問題に直面した場合、避けずに向き合いましょう。カウンセリングや専門家の助けを借りることも検討してください。問題を解決することは、より強固な絆を築く一歩となります。子供の問題など平行線の話し合いが続く場合はカウンセラーに間に入ってもらい根本的な悩みを解消することで前にすすむこともよくあります。

2-3: 自分たちのペースで進める

周囲のプレッシャーに左右されず、自分たちのペースで関係を進めましょう。結婚は重要なステップですが、焦る必要はありません。十分な時間をかけて、準備を進めていきましょう。

愛より平和をまずは優先させよう。

マリッジブルーは誰しもが経験する結婚準備期間中に起こるメンタル変化です。

女性は『愛』について語られる方が多く、愛されているのか分からない。という発言をよくカウンセリングで耳にしますが、稀に、『愛』を何か物質的なものと類似したものと考えている人もいます。しかし、結婚に至らなかったり、離婚寸前のご夫婦が必要なことは愛ではなく『平和』です。

ですので、愛は一旦横に置いておいてただいて平和に過ごすことを目標にしていく取り組みが必要です。婚約したけれど、結婚に至らないケースは、相手が結婚になんらかの不安を抱いているからです。

婚約したが、結婚に至らないケース例

相手の精神的不安にずっと付き合えるのか、とか相手が極端に金持ちと無職カップルで経済格差と婚前契約の不安などまた、年齢に大きな差があるなど。この不安を相手だけではなく、家族を巻き込んで解消するとなると非常に大きなストレスがかかり、そして、その壁を崩すための精神力が必要です。カップルだけでは、喧嘩だけが続いたり、どちらかが突然疎遠になったりすることがあります。大きな原因が当人同士よりも、ご主人になる人のお母さんやお父さんの存在だったりと様々ですが、これらは間にカウンセラーが入ることで頭も心も整理され、うまくいくことがよくあります。

まずは、ウエルカムカウンセリングにて

状況をお話して頂けましたら

よりよい解決策を一緒に探るお手伝いができると思いますよ＾＾