スキーマ療法でのトラウマ解除を行っています。大阪 阿倍野
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スキーマ療法でのトラウマ解除
大阪阿倍野まことカウンセリングルームでは、スキーマ療法でのトラウマ解除をいくつかの手法でクライアントさまに
合う方法でのカウンセリングを行っています。
スキーマ療法では、幼少期の過酷な傷や、有害な体験からつくられた
「早期不適応スキーマ」に焦点をあて、認知の変容をめざすカウンセリング方法です。
特に当院では、対人関係の問題を抱える人にとくに有効だと考えています。
スキーマとは?
スキーマとは、人の認知や感情、行動を規定する心の法律と私は呼んでいますが
固定概念、価値観のことだと思っておいてください。
認知は自動思考によって感情が起こり
そして、行動が起こり⇒結果と繋がります。
自動思考とは、その感情が出てきたときに自動的にこうしなければいけない。というメンタルブロックがかかり、他の選択肢へ進めなく固定思考です。
ですので、この自動思考が変わらなければ結果は変わりません。
それは自動思考はスキーマという心の法律(価値観)によって支配されているのです。
ここでは、難しい解説は省きますがおおよそ18(種類)区に分かれています。
これらの中から自分に当てはまるスキーマをカウンセリングを通して選定し、
「そこに至った思考パターンの根本原因は何なのか」
「事件時、本当はどうしたかったか、どうしてほしかったか」を整理しながら、
ひとつひとつ向き合っていきます。
そして、スキーマとのうまい付き合い方を身につけ、
心のバランスを取れる状態を作っていくというのがスキーマ療法です。
そこで、このスキーマを考えた時、なぜスキーマができたのか?
それは、過去にトラウマが大きく関わっています。
あるクライアント様の例
小学校3年生のある夏の日に、お友達がアイスクリームの棒でセミを串刺しにしてやる!と
何匹も死にかけて動けなくなっているセミを串刺しにし始めました。
クライアント様は、悲しくなり、怖くなって『そんな可哀そうなことをしてはいけないよ。』と
その子に言いました。(注意した)
しかし、その子はそれから
たったの一度もクライアント様と口をきいてくれなくなったのです。
それから、クライアント様は、
友達に注意すると、友達に無視され友達を失う。→取り返しがつかないことをしてしまった。
と思うようになったのです。(トラウマの誕生)
それから、人間関係が全てうまくいかなくなっていきます。
お友達に、反論ができなくなってしまったクライアント様は、
いじられても、反論することをやめました。
そのうち、
気が弱いというレッテルを張られ、どんどんマウントをとられるようになっていきます。→集団いじめの発生
目立たなくしようとすればするほど、おどおどビクビクしていて目立つようになり自己肯定感は破壊され自信を失い
いじめのターゲットになることが中高で増えていき、学校も根本的な対応をしませんから、不登校になっていきました。
PTSDの診断書がおりる。→病院では薬物療法をするもうまくいかない。TMS治療も行ったが、高額で続かずうまくいかない。
薬物療法は子供にはリスクが高いので避ける親御さんも多いですね。
その頃、当院に来院されたのです。
お友達に意地悪をされる⇒言い返したら取り返しがつかなくなるので我慢(自動思考)⇒結果 黙りこくる。→ いじめがエスカレートする
という悪循環です。
ですので、このスキーマをカウンセリングで取り除き、解除する必要がありました。
これが、早期不適応スキーマの典型例です。
その他、親からの暴言や暴力なども多い例ですね。
スキーマはスキーマ療法でコントロールできるようになる
スキーマというトラウマは、メンタルブロック解除で、解除することもできる場合も
ありますが、多くはコントロールしていく。という風に考える方が気が楽です。
コントロールしていくうちに、いつのまにか気にならなくなっていた。というのが
正解かもしれません。
いきなり記憶を消し去ることは神様しかできませんからね^^
ですので、スキーマ療法が大変有効になっていきます。
スキーマ療法(トラウマ療法)
「スキーマ療法」とは、アメリカの心理学者であるジェフリー・ヤングが生み出した治療法で、
「認知行動療法」を中心にさまざまな心理療法の理論や技法を取り入れた統合的な心理療法のこと。
当院では、スキーマ療法、トラウマ療法はいくつかの手法があります。
スキーマに名前をつけて、コントロールしていく方法や
カウンセリングの中に認知行動療法、NLP、SATを駆使しつつ
ブレインサイコセラピーと言うトラウマ療法も行うこともあります。
いづれにせよ、お話をじっくりゆっくり聞きつつ個別に組み合わせていく
カウンセリングとなっています。
スキーマ療法で得られること
ぐるぐる嫌な思考が脳を駆け回り、感情が上がったり、落ち込んだり
悲観的な時は、それが過ぎ去るのをひたすら待つことが多いと思いますが
自分の脳内から悪い思考を追い出すことができるようになっていきます。
また、自己肯定感が下がってしまった場合にも、自分は自分のままでいいんだ。
自分は悪くない。相手が理不尽なんだ。と意識的に気が付けるようになるので
感情にたどり着く前に対処ができるようになり、思考パターンの選択肢が
増えていきます。→ハッピースキーマの完成
要するに、自動思考に支配されることがなくなっていくのです。
コントロールが自分でできるようになると格段と楽に生きやすくなっていきます。
まずは、自分のトラウマの発生源を突き止めることが先決です。
大阪阿倍野まことカウンセリングルームでは、ウエルカムカウンセリングで
一緒にクライアント様と原因を探していきます。
まずは、ウエルカムカウンセリングでお待ちしております。
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