HSPさんと発達障害とは無関係です

HSPさんからたまに、私って発達障がいなんでしょうか？とかADHDですか？などと

いう質問を頂戴しますが、HSPさんは『性格的な気質』の為

発達障がいやADHDとは直接的な関係はありません。

HSPは性格的特質です。

気が弱い人、気が強い人、繊細で敏感な人（HSP）という性格的分類の1つの為

もちろん上記の性格の中には、発達障がいがある方やADHDの方もおられると思いますが、

HSPイコール発達障害ではありませんので断言をしておきます。

HSPさんの中に多くみられる障がい

HSPさんは繊細さと敏感さを持ち合わせている為、後天的に表れる障がいの特徴はあります。

社交不安障害、社会不安障害、適応障害、場面緘黙障害などが多く見受けれます。

しかし、それは後天性のものがほとんどでカウンセリングで回復が可能です。

薬でごまかすというよりもカウンセリングで認知を変えてしまう方が

根本的な解決に繋がります。

HSPさんがいじめにあうと、上記の障害が発生したり、うつやPTSD、複雑性PTSDなどを

併発してしまうこともしばしば見受けられます。

心の傷は脳の損傷

脳が傷を負っている為、カウンセリングと運動を併用しながら回復させていきます。

当院ではお子さんには、カウンセリングと空手を教えており、回復を早めています。

運動はホルモンバランスを整えるホルモンを出すため、中高年など大人でも効果的な

両方の一つです。

発達障がいの方のカウンセリングは難しい一面も

HSPさんの方のカウンセリングは専門で行っている得意分野の一つなのですが、

発達障害をお持ちのHSPさんのカウンセリングは困難を極める場合が稀にあります。

発達障害の方の場合、自己受容の理解がうまくいかないことが発生するからです。

発達障害の方のカウンセリングが困難な理由

発達障害の方の特徴

・聞く耳を持たず素直ではないこと

・かたくなに環境を変えたくない人が多い事（変化を嫌う）

・自分の勉強したことが全てで知識に固執してしまう事

・信念が外せない

・反論する事が正義だと思っている『でも、だって、ですが』が癖づいている

・自分の意見に沿わないと気に入らない（自分に都合の良い意見だけを求めている）

・最初から喧嘩腰・高圧的

・カウンセラーが勝手に治してくれると思い込んでいる（お客様体質）

・最初から拒否姿勢

・カウンセラーショッピング状態で自然消滅型

上記のようなHSP気質の発達障害の方はカウンセリングに来られても

よりよい回復は見込めません。

HSPさんで発達障害の方でもHSP気質とうまく付き合えるようになったケースも

もちろんございますが、

一貫して『素直に話に聞く耳を持ち、行動された方』でした。

当院ではウエルカムカウンセリングも行っていますので

HSP気質でお困りの方は一度ご相談くださいませ。