いつでも「いい顔」をしてしまう人に「親友」ができない理由と作り方
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いつでも「いい顔」をしてしまう人に「親友」ができない理由と作り方
いつでも、八方美人に自分がなってしまっている(そういう気持ちでは全然ない)が、「いい顔」を
してしまう人がいます。そのように他人から見られやすい状態も含む。
根底には、できるだけ他人から嫌われたくない。無難に生きたい。傷つきたくない。ということがあり、
うまく自然な人間関係が構築できない人が割といます。気が弱い、HSPさん、めんどくさい。
浅く広く事務的にしてればいい。という方も
おられるかもしれません。
そして、対人関係にぐったり疲れてしまい、親友にめぐまれず気が付けば、遊び相手がいない。
相談相手が身近にいなかったり、唯一の相談相手が「母親」だけだったりというご相談が多いです。
このタイプの人は、人から指摘を受けるのが苦手だったり、実は小心者だがプライドが高かったりすることもありますが
とにかく人から嫌われたくないというのが根底にあります。
育った環境(毒親問題)親の教育が酷かった、親が怖すぎた、学校でのいじめのトラウマなどが原因のケースも。
嫌われたくない時にしている「いい顔」はAI人間と同じ
嫌われたくない時にしているいわゆる「いい顔」は、全て相手への忖度用に用意されたいわば
AIと同じで、利用はできても相手にとっては実は何も面白みのない、付き合う価値がない人にうつってしまっているのです。
コントローラーの権利が相手にあるからです。相手に合わせて良い反応を見せている。
他人の評価を気にして、相手を刺激しないような無難な答えを返してくれるし、
よくわからないけどなんでか笑顔風をしているAIロボットのようなものにうつってしまいます。
何故面白みがないと思われるのか?
それは、相手に合わせるばかりで、自分の好き嫌いをはっきりせず曖昧にしているため
相手からするとつかみどころがなく、ひょうひょうとして見えるからです。
自分が好き嫌いを言ってしまうことで、
もし、自分が好きなものを否定されたらどうしよう。
もし、自分が嫌いなものを相手が好きだったらどうしよう。
嫌われたり、攻撃をしかけられるのではないか?とどこかで心配と不安、警戒しているのかもしれませんが、
実は真逆で、自分を出せば出すほど、相手はあなたへの理解が深まり興味が増すのです。
また、好き嫌いをはっきりしていくことで、逆に嫌われるのがどんどん怖くなくなるのです。
多くの人から好かれている人は、好き嫌いがはっきりしている。
嫌われるのが怖くない人は、生産的に生きている人です。
自分の「好き」「楽しい」「面白い」ことを沢山探して、実行し、働きかけ
好きなことをどんどん行っている生き方をしている人は嫌われることなどどうでもよくなっていきます。
自分の好き嫌いをはっきりさせ、他者に興味と関心を与えるのです。
断ることはしっかり断る。嫌われることを恐れることがなくなり、
好かれることが第一の条件になっておらず、
自分の「楽しい」ことの方へどんどん自分をもっていくのです。
そうすることによって、自分が楽しいと思っていることに興味をそそられた人たちが
必然と集まってくるため、自然によい人間関係が生まれてきます。
去る人もいるかもしれませんが、それはあなたの人生には必要がない人間なので
ほっておけばいいのです。
あなたの「好き」に共感してくれる仲間が勝手に集まってくるのです。
対人関係には距離感が重要
いい顔をする人の特徴として、一定の人にべったりしてしまう特徴があります。
居心地の良い人をみつけたら、ずっとその人から離れず、他の人と交わろうとしません。
しかし、よりよい対人関係を築くためには、人間関係の距離感をしっかり保つことが重要なのです。
好きな人、嫌いな人、尊敬する人、軽蔑する人をしっかり分けておかなければ
トラブルに巻き込まれたり、だまされたりすることもでてきます。
世の中には、いい人だけで構成されていません。悪い人やずるい人、人を陥れようとする人もでてきます。
こういう人としっかり距離をとっておくことで、自己喪失を免れることができます。
嫌いな人間だと区別することができるため、的確に離れることができるからです。
自己喪失を許してしまうと、他者からの攻撃を許したり、虐待を受けたり、自己犠牲で生きていくことを
余儀なくされたり、利用されたりしますので自己軽視につながっていくため危険です。
褒められようとしないこと
いい顔をする人の特徴として、すぐに人を好きになってしまったり、ほめられると必要以上に感情的に喜んだり、
ものをあげたりして嬉しがる人がいます。
また、嬉しい人ほど、指摘されたり批判されることを恐れます。
それは、全て相手にコントロールされた感情なので「自分がない。」ということになります。
SNSで「いいね。」が欲しいがために無理をしたり、いつもYouTubeではバッド評価がつかないか
びくびくしていたり、一つでもつくと酷く落ち込んだりするものです。
しかし、本当にユーチューブでも成功している人は沢山バッドボタンがついていても
なんにも気にしていませんね。好きなこと、楽しいことをしていると、相手の評価など関係なくなるのです。
嫌われることをおそれなくなっていきます。
いつも、相手ありきで生きていくうちに「幽霊」のように相手から無関心をくらうようになり、
親友はおろか友達でさえもできなくなっていくのです。
そんな生活では、消耗ばかりで心が安心しませんね。どんどん鬱ぽくなっていきます。
他人の期待に応える必要はない
他人を必要以上に喜ばせようとしたり、他人の期待にいつも応えようとする人は
無理や我慢でたちまち自分を見失ってしまいます。
まずは、自分基準値を明確にし、その基準を自分軸にして意識をもって
他者と接する訓練をしましょう。
そうすることによって、八方美人ではなくなりぶれない自分を確立しながら
コミュニケーションをとることができるようになっていきます。
余裕の中において自分ができることだけする。
それ以上のことは、相手にしなくていいのです。
肩の荷がすっと降りた気持ちになりませんか?
相手はあなたにはそこまで望んでいませんし、
相手の期待値をエスカレートさせることも予防できます。
相手の基準値に合わせて生きるのをやめましょう。
自分が幽霊にならないために
自分を確立するためには、いろいろな側面を相手に示し理解してもらうことが一番。
そのためには上記に記した通り
「楽しい」と思えることを探し、実行、発信することです。
あなたは、自分が好きなことをしていることに相手の評価を期待しますか?
上手でも下手でも、勝っても負けても、好きなものは好き。相手の評価などうでも良いですね。
人の評価や、期待に応えるためにしているのではなく、あなた自身のために
喜び、悲しみ、自分の中からあふれていく感情こそがあなたを作っていくのです。
あなたが自身がしっかりと確立することで、やっと他人とコミュニケーションが正常に行えるようになるのです。
自分がない状態では、まともなコミュニケーションははかれません。
いじめられた経験がある人は特に愛情飢餓状態や、人間不信、人への絶望感などトラウマが
邪魔をして、間違った「いい顔コミュニケーション」を続けてしまう場合が多いので気を付けたいところです。
こういう人は人生の楽しみ方を知らず、相手に依存して生きている場合も多々見られます。
そうなると、本当の幸せは得られないのです。
反射的にいい顔してしまう人はカウンセリングが必要
意識して「いい顔」してしまう人は、自己コントロールで改善回復させることが容易ですが、
以下のケースはトラウマがしつこく絡んでいるためスキーマ療法や認知行動療法などの
メンタルカウンセリングが必要なケースがあります。
いい顔危険度チェック表
・反射的に無意識で他人にいい顔をしてしまっている。
・エレベーターなどで赤の他人と出くわしても「ぺこぺこ」頭を下げてる。
(日常的に、外では他人にすぐに頭をぺこぺこと下げてしまう)
・スキやキライをはっきり言えない
・断れない(断るのが苦手)
・いい顔をして応対しているときに、実はその人の話があまり入ってこないことがある。
(あとから、何の会話したっけ?とあまり思い出せない)
・お通夜や葬儀など、悲しいシーンであまり笑って会話してはいけないシーンにも関わらず笑顔を作って会話していた。
・なに笑ってるの?と怒られたことがある
上記に1つでも当てはまった方は、重度のコミュニケーション障がいが考えられますので
今後の人生を豊かにするためにもいちどウエルカムカウンセリングでお話をお聞かせください。
正常なコミュニケーションがとれる状態に戻していきましょう。
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