いじめで人生が潰されないために保護者ができること
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いじめで人生が潰されないために保護者ができること
このページをお読みの保護者様は、お子さんのいじめで精神がまいって辛い思いをされていることだと
思います。
いじめによって、お子さんの人生が潰されないために保護者ができることを
以前から何度もブログに書いてきましたが、
性格が優しい子を強くすることは非常に難しいのですが、
考え方を変えて認知を変えて対処する、対峙する。ということは
カウンセリングでも可能ですし、沢山のお子さんの復帰を応援してきました。
自分自身や我が子もまたそうでした。
いじめられている子は悔しい思いをしている
少なくとも、やられっぱなしだったとしても私が関わってきたお子さん全てが
悔しい思いをしており、その保護者もまた悔しい思いをされています。
法律なんて、本当に無力です。
また、学校には裏切られる思いをしているのではないでしょうか。
わたしもそうでした。期待して入学した超難関校で子供がいじめにあいました。
優しくて、理不尽に対して言い返すことができない。玄関で泣き崩れる子供の姿に
胸を痛めました。弁護士もつけました。しかし、PTSDで退学を余儀なくされました。
学校は初動も遅く、加害生徒に対しておとがめなし。もちろん謝罪もありませんでした。
15人ほどのグループで、証拠がでないような、対人関係切り、無視、幽霊扱い、睨む、
笑うなど、子供は3年に渡りいじめをつづけられました。
進学校に通えば通うほど、しがみついて離れることができない状況でした。
子供はあきらめなかったからです。しかし、とうとう動くこともできなくなりました。
3年間よく耐えたと思います。しかし、この3年で蝕まれた心を立て直すのは
とてもとても大変でした。
学校という狭い空間といえど、社会からはじき出された、排除された子供は
社会不安障がいに苦しむことになります。
人は、集団の中にいてもいい。そこが居場所である。という安心感がとても大切です。
それを壊されたというのは、完全なる犯罪なのです。
日本はいじめに対する犯罪者意識が低すぎるのです。
フランスでは、いじめは刑務所ですからね。
日本は精神に対する虐待犯罪に遅れをとり過ぎているのです。
また、学校はいじめに対する法律も知らず、改善するすべも持ち合わせていません。
すぐに環境を変えてください。
今もし、いじめにあっているお子さんで中学受験をがんばって進学校にいるならば
それにしがみつかずに、すぐに転校をしてください。
いじめられている期間が短い程、予後が良いからです。
うちの子のように長くしがみついていると、その後の苦労が大変です。
新しい環境でも、フラッシュバックを繰り返したり、友達作りがうまくできなかったり、
教室に入るのを怖がったり、時々家で落ち込んだりと、予後がよくなくなるからです。
幸い、家庭でのフォローとカウンセリング、新しい高校の環境が素晴らしく命を救われた思いです。
その中で、役に立ったことは「運動」を常にさせることでした。
空手、柔術、キックボクシングなどを子供にさせていたのですが、
やはり、女の子でも強くなるにつれ自信が出てきます。
男の子はもっと顕著に結果がでています。
肉体の自信が、精神の充実と自信に繋がる
身体を動かすことがストレスホルモンを緩和するというデータはもう有名なことですが、
いじめられて家にこもり、動けなくてじっと寝ている、一日中寝ているというのが
一番よくないことです。
我が家でも、不登校時期には母親が天王寺動物園などへ連れていき、気分転換をさせたりと
常に身体を動かせる状況を作っていました。
起きたくない。外へでたくない。と子供はしつこく言っていましたが、
それでも、一緒に買い物へ行こう。などと動ける状況を作っていました。
そうすることによって、新しい環境を受け入れるハードルを下げておくのです。
動けるというのはとても大きい事なのです。
さらに、キックボクシングや空手はストレス発散にもなりました。
また、ある子は大会で優勝するまでに強くなり、自信をつけ
新しい学校でも、部活に所属しすんなりなじんだ。という経緯もあります。
もちろん、メンタルカウンセリングをしっかり併用し、認知のゆがみを解消していくことや
許しの学びなども必要です。
いじめの加害者を許すことは難しい試練
よく、あなたが幸せになることが最大の復讐だというような書籍を読みますが、
保護者にとっても、いじめの被害者本人にとっても、そんなことは頭では分かっているけれど
心がついていかない。受け入れられない。というのが本音ではないでしょうか。
自分の子供がいじめられていて、そんな物わかりのいい親はおりません。
しかし、何もできないのが現状ではないでしょうか。
証拠がない裁判は弁護士すらまともに対応してくれないのが現状ではないでしょうか?
また、本人が加害者に会うことを恐れていて裁判もしたくない。というかもしれません。
また、裁判は短くても3年ほどかかりますし、ほとんどが和解となり、
相手からしょうもない謝罪文手紙がとどいておしまい。というのが現状です。
そうなると、もう自分で自分自身を慰めて生きていくしかなくなってしまいます。
それを、前向きに行うのか、むなしさをかかえて行うのかでも
人生は大きく変わっていきます。
悔しいなら、根性を見せる!これは深層心理でとても大切なことです。
許さなくてもいいが、それを横においてがんばれるかが重要
人を許すことはとても難しい事ですし、いじめの場合は許す必要はないと思っています。
また、保護者はもっと許せないでしょう。
ただ、許せない以上にお子さんの心配をされていると思います。
お子さんの顔色で一喜一憂している母親をごまんとみてきました。
本当に辛いお気持ちが伝わってきます。
当院では、お子さんだけではなくお母様のケアも並行して行うプログラムを
採用しています。
お子さんと同等のダメージをお母様も傷として抱えていることを身をもって知っているからこそ
生まれたプログラムです。
また、お子さんにはカウンセリングと並行して、空手の指導をさせて頂き「強く」なって頂きます。
肉体が変われば精神が変わる。精神が変われば人は前向きに強くなる!
わたしはこの成功例を沢山作ってきましたし、確信しています。
いま苦しんでいる方は、ぜひウエルカムカウンセリングでご相談くださいませ。
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