「毒親」でも介護するべき?
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「毒親」でも介護するべき?
毒親の特徴
毒親の問題は多くの場合、子供時代に親が自分の個を認めず、子供である自分の気持ちを理解してもらえないところから始まることが多くみられます。
酒を飲んでは暴れる、無理やりな教育、価値観のおしつけ、言葉や体罰などの暴力など、親の権力での縛り付けで
子供の心をむしばみ、虐待している親が毒親の特徴といわれています。
毒親の介護をすべきか否かの問題
これは、あなたの心の問題の解決具合に大きく影響します。
一般的な結論からお話ししますと
親の問題をご自身が乗り越える決心や覚悟がある場合は
親の介護の最終段階から面倒を見る。というのが
一番クライアントさんが気持ちの整理がついてよかった方法です。
ポイントは、最終段階まではあまり深くは介護に関わらず、最終局面に入ってから介護をして見送る方法が
一番負担が少ない。ということです。
お見送りまでの期間が短く、期間限定というがんばりで、介護がしやすいこともありますね。
ご兄弟がおられる場合は、分散担当もできると思いますのでその辺の調整は必要かもしれません。
その辺の話し合いはしっかりしていない場合、
最後の最後にちょっと来て介護し、遺産相続だけ権利主張して、、などと兄弟間のトラブルの原因になるからです。
介護者があなたしかいない場合、多くは、私しか見る人がいないから。と毒親の介護を悩みがちですが、
介護に長くかかりそうならお金をかけてでも、他人の手を借りることをまずはお勧めします。
毒親の介護に早くからかかわることのリスク
介護状態になると、認知機能の低下から言葉遣いが悪くなる高齢者が多く、
あなたの心への負担がフラッシュバックとともに増大し、よけいに関係悪化を招くケースがあります。
介護だけでも、ストレスフルなのにその上、親の暴言で余計にしんどい目にあうのでは
健康上よくありません。
親の言葉は、何歳になってもあなた(子供)の心にいいようにも、悪いようにも響くと言われています。
もう一つの選択肢(親を手放す)
虐待経験の度合いにもよると思いますが、どうしても親のことを許せない。恐怖心がある。ということであれば、
周囲や親から「薄情者」「裏切り者」と言われても(言わせておけばいい)
完全に手放す。というのも一つの手です。ただ、死後の片づけには心の整理のため
参加するのが良いかもしれません。
ただこの方法ですが、ごきょうだいがいる場合で、そのごきょうだいが最後まで親御さんの面倒を見ていたとしたら
お金の問題などは放棄するなど配慮が必要になることもでてくるかもしれません。
介護は様々なことにお金がかかるものです。
介護者本人のお金は、葬儀代を残し、すべて使い切る気持ちでヘルパーさんに任せた。という
お話が多いのも事実です。
お金が残っているケースはまだいいほうですが。
気持ちよくお別れするために
後から後悔なく、自分のやれる範囲のことだけやる。というのが一番理想的な
毒親の送り方です。
どのようにしたら、一番自分に負担がないか。をよく考え、無理なことは極力排除し
其の上で介護に関わっていきましょう。
また、介護をしていてしんどいときはあなた自身がカウンセリングにかかり
心の立て直しをしながらすすめるのもよいとおもいます。
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