親をやめたい。解放されたい。親が子供が苦手な方のカウンセリング

親をやめたい。子供から離れたい。これは、幼児の育児中の方のみならず、

中学生、高校生のお母さんが殆どです。

親するの疲れました。まるで、子供から虐待を受けているみたい。親をやめたいんです。と

切実に訴えて来られますが、こころの中は真逆で「どうにかして、子供を幸せにしたいんです。でも

方法が分からないんです。相談相手がいないんです。本当にこころが疲弊してるんです。助けて！」という叫びに

近いものがあります。本当に子供を捨てようなんて方は来られませんし、そういう方は相談に来る前に

捨てています。

親をやめたい。とご相談に来られる方のほとんどが、真面目にお母さんを頑張りすぎてしまった方がほとんどです。

期待をかけ過ぎて、裏切られた。という方も中にはおられますが、今回は

子供との関係がうまくいかず（外的要因が邪魔している）などのお話をしていきます。

最近ご相談が多いのが子供がいじめにあっていて、2次被害を受けているお母さんのカウンセリングです。

こどものいじめからの2次被害で母親がメンタル不調に

こちらの例をご覧ください。

https://hasunoha.jp/questions/10154

お母さんの文章からも疲弊されていることがよく分かりますが、

それに対して、母親のこころに追い打ちをかけるような回答がされています。

カウンセリングと相談の違いがよく分かる例ですので、取り上げさせて頂きましたが、

こどもは、母親の一部のような心の感覚はとつきとうかもお腹で育てた我が子なのですから

父親より、エンパシーが強いお母さんが多いのですね。

これは、子供離れができていない。ということとは全く違う心理状態で

エンパが強いことと、母性本能の強さは一致しており、強いほど子供を熱心に育てる

傾向があります。悪い事では決してないのですが、子供の痛みが分かり過ぎるからこそ

お母さんが一緒にしんどくなってしまうのです。

見守る子育ての難しさ

じゃあ、どこまで見守る、どこから手を貸すのか。

いじめ問題の難しい所ですが、見守るだけでも実は母親はかなりのエネルギーとストレスを

抱える事になります。

小学生の場合は相手への注意もたやすいですが、中高生になると本人が乗り越えないと

いけない理不尽な社会構図と戦っている為、見守る方も手が出しづらくなり

結果、子供が家で吐き出していることを全て母親が受け止めてあげなくてはいけなくなり

そして、学校と言う長い年月を共にしどんどんお母さんのメンタルがもたなくなっていきます。

学校の対応も遅く、そもそもまともに相手をしてくれないケースも多いのが現状です。

中高一貫だと最悪で、長い戦いになっていきます。その間にお母さんが

メンタル面から不調が現れ、不眠症になり、ホルモンバランスを崩し、子宮の病気になったり

胃にストレスがかかって大病を招いたりするケースもあるのです。

ですが、なかなかいじめ問題は周囲に相談もできずご主人も他人事に話を聞いているように感じ

夫婦喧嘩が増えるご家庭も。

わたしも、娘が長くいじめにあい学校と対峙してきましたが、加害者を守ることばかり

学校は行い、被害者だけが疲弊していきました。

そこからどう解決していったのかなどもお話ができると思います。

疲弊し、体調を崩し、親を放棄したくなる。

そうなるまえに、カウンセリングを受けて頂きたいと思います。

大阪阿倍野まことカウンセリングルームでは、お子さんも問題には親子カウンセリング、

お母さんだけが気持ちを吐露したい場合は、通常のカウンセリングを受けて頂いています。

親子カンセリングは基本的に、お子さんがメインのカウンセリングですので

お2人で受けて頂く為、お母さんの本当の気持ちが吐露できないため

いじめで苦しんでいる、母親辞めたい。ということでのご相談は

お一人様カウンセリングが適切です。

苦しんでいる方は、いちどいじめ経験者が行うカウンセリングを受けてみて下さい。

親子関係改善には、親子マインドフルネス教室も開校しています。

お気軽にご相談くださいませ。