HSPと社交不安障害(SAD)の人の特徴の違いについて

HSPと社交不安障がい(SAD)の人の特徴について

HSPと社交不安障がいの方は似た特徴を持ち合わせていることが多いですが

根本的に実は違う一面がありますので、今日はそれを分かりやすく解説していきたいと思います。

HSP(高感受性者)とSAD(社交不安障害)の人々は、それぞれ固有の特質を持っています。

ただし、万人が持っている特質の強化版だと思って頂ければよいかと思います。

何故なら、だれしもが持っている感情の一部が強く発生してしまう為で

特異体質ではありませんので障がいという言葉も語弊があると私は感じています。

HSPの方の特徴

過剰な刺激への感受性

HSPの人々は、通常よりも音や光、匂いなどの刺激に敏感です。

例えば、大きな音やにぎやかな場所で、他の人よりもすぐに圧倒されることがあります。

大げさだなんて、言われることもあるかもしれません。子供たちは驚きすぎて周囲の人からビビリスギちゃう?などと

言われて傷ついたという内容の事をカウンセリングで話してくれる子もいます。

深い思考と処理(深く物事を考えてしまう思考癖)

HSPの人々は、情報をとても深く考えることが得意です。これは長所になることが将来的に多く、マルチタスクに動けるため

社長に多い特徴の一つでもあります。

HSPの方は、細かい事をにより早く気づくことができます。

内に向かって考えることが好きで、他の人が気づかないことも見つけることができます。

内向的と言われることもあるかもしれませんが、ここでは社交性とは異なり、HSPの方もとても社交的な方も非常に多く

おられます。

他の人の気持ちがわかる強い共感性

HSPの人々は、他の人の気持ちや他人が望んでいることにとても敏感です。

他の人が悲しんでいるとき、彼らも同じように感じることがあります。

誰かが話していてすべってしまうと、自分がすべったように感じるなど大阪では表現される方も

多いですよ。それでチャンネルを変えたりなど。

社交不安障がい(SADの人の特徴)

社交場面での不安(学校や会社、団体が怖い)

社交不安障害のSADの人々は、人と交流する時や公の場にいるときに、

とても不安になります。赤面症の方などもこの部類に入ります。

他の人に嫌われたり、恥ずかしい思いをしたりすることをとても怖がります。

一人では不安になったり、寂しさを感じたり、、

しかし、人と群れることを嫌う為少人数で動くことをより好みます。

自分を気にしすぎる(自己意識の高まり)

SADの人々は、自分や自分の行動についてとても気にします。

人の評価の中で生きようとすることが自分を苦しめる要素となります。

他人の意見が必要以上に気にかかり、お気に入りの洋服を着ていても

『いつもと違うね。』と良いか悪いか分からない評価をされるだけで、

その服は自分には似合っていないのではないか?センスが悪いのではないか?もう着るのをやめよう。と

なってしまうことが多く、たとえ相手が誉め言葉で使っていてもマイナスにとらえてしまうことがよくあります。

 

他の人が自分を見ていることをいつも意識し、自分の言葉や行動に気をつけようとします。

過度の心配と自己評価(いろんなことを心配する)

SADの人々は、他の人にどう思われるかや自分の社交的な能力について、とても心配します。

自分を厳しく評価し、自分を責めて落ち込んでしまうことも多いかもしれません。

セルフエフィカシーを高めていく訓練が必要となります。

HSPと社交不安障がい(SAD)の類似点と違い

感受性の高さと敏感な感じ方:HSPとSADの人々は、どちらも感受性が高く刺激に敏感です。

ただし、HSPは広範な刺激に敏感で、SADは主に社交場面での不安に関連しています。

場面緘黙症などもSADの方に近いです。

自己意識の高さ(プライドが高い人が多い)

両方の特徴とも自己意識が高いですが、HSPは刺激に対して過剰に反応することに集中し、

SADは他の人の評価や社交場面での不安に集中します。

両方ともに実は、プライドが高い事が邪魔をしていることが多くそれは傷つきたくないので

閾値が少し高いと言えます。

しかし、怒る事より自責の念の方が強いためそこに問題が生じるのです。

中には他人には全く怒れない人もいます。

共感性が強い 他の人の気持ちがわかる

今一番必要とされていると言われる能力の一つです。

相手の立場に立って考えられる人が少なくなっていると言われますが、

HSPとSADの人々は、どちらも共感性が高く優しい人が多いのが特徴です。

ただし、HSPは他の人の感情全般に共感し、SADは自分の不安や他の人の評価に共感するという

特徴に違いがあります。SADの人は実は依存体質になりやすく、傷のなめ合いをしてしまう。というのも

特徴のひとつです。

ただし、集団セラピーにおいては必要な場面もあります。

HSPとSADに関するまとめ

HSPとSADの人々は、感受性の高さや社交場面での不安という共通点があります。

ただし、それぞれには異なる特徴があります。

HSPの人々は感受性が広範で、刺激に敏感です。

一方、SADの人々は社交場面での不安や自己意識の高まりに苦しむ傾向があります。

大切なのは、お互いを理解し、サポートすることです。

専門家の助けを借りながら、それぞれの特徴に合った方法で向き合っていくことが大切です。

当院では、HSP,社交不安障がいに特化したカウンセリングを行っております。

お悩みの方はいちど、ウエルカムカウンセリングへお越しくださいませ。

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