愛と許しは永遠のテーマ

 

HSPさんは怒り（怖れ）と許しとの闘い

 

HSPさんは、色々なことに繊細で気が付く分、怖れや怒りに対峙する機会が増えます。

また、HSPさんは「～するべき」だと考えてしまう　いわゆる常識人も

多いため、許せなことも多く無駄に消耗しているケースも

しばしばみられます。

 

もちろん、いじめ、浮気、不倫、借金、暴力、パワハラ、レイプなど

絶対に許さない！と悶々とフラッシュバックや傷をかかえながら生きておられる人も

おられるかもしれません。

 

しかし、

怒っている（怖れている）自分自身は決して癒されるものではなく

そういう憂鬱なことを考えるととてもしんどくなりますね。

自分の大切な幸せの時間を自分自身で削っていることに気が付きますね。

 

本当の許しとは、ただ「許す」ことを意識するだけ

許しっていうのは、相手の人格を大目にみたり、妥協するのではなく、

相手があなたを傷つけた。という誤った解釈をまずは訂正することが重要です。

自分の怒りには正当性がある。相手を裁いて当然だ！ということが本当はあなたの思い込みなのです。

相手の行動や言動はたとえあなたに向けられていたとしても

それは、相手の課題であって、あなたには関係ないことです。

 

仏像に、酷いことを言ったり、酷い行いを目の前でしたとしても

仏像はただ、そこにありますね。仏像は怒っては来ません。そういう感覚です。

 

たとえ、自分に向けられたものだと思うと腹が立ちますが、

それは、あなたがあなたの世界の中（狭い範囲のあなたが生きてきた今までの価値観）で見せられているだけのもので

正確だとは言い切れません。相手にしか真意（箱の中身）は分からないからです。

箱の中身は、開けてみるまでわかりません。すなわち

すべては相手の課題なのです。

それに反応することはないのです。

相手が怒っていても、それは相手が乗り越える課題です。

私をコントロールしようとしないでね。ぐらいでよいです。

 

そんな相手の言動で許せない！と怒っていても

怒りは、相手ではなく、自分に返ってきますし

その思いを強めれば強めるほど、

自分をも許せなくなっていきます。

 

HSPさんの繰り返す思考で自分自身がボロボロに

 

攻撃心や復讐心は、自分自身に向けられて自分自身を

どんどん傷つけます。

人を呪わばあな2つ。という言葉を聞いたことがあると

思いますが、それは「人を呪えば自分も破滅する」。

詳しい意味は「他人を陥れようとしたり、その人の身に不幸が訪れるように願ったりするなど、他人に害を与えれば自分にも同じ報いが訪れる」ということで使われていますが、

結局は上記に記した通り、

人を攻撃すれば、何かが得られるどころか問題を複雑にし

相手よりも先に、自分自身を攻撃していることにほかならない。ということです。

トラブルで傷ついているのに、更に自分で自分を攻撃して

傷つけたい人はいないと思います。

自分が相手を自分の価値観で評価したり

裁こうとはしない。と思って常日頃から

行動することは、けっこう心の安寧に効果があります。

 

また、過去の怒り（傷つき）にとらわれ

現在や未来に持ち越そうとすると、

この瞬間にせっかく得られようとしている

癒しや幸せをことごとく破壊します。

今を大切にしようとよく言われていますが、

ぐるぐる思考が回るモンキーマインドを止めて

五感をフル活用してこの瞬間に意識を向けて

コントロールし、

私は自分を傷つけないぞ！と「決意」することが重要になります。

あなたが引っ張り出してみているものは、

あなた自身が求めて、求めた通りの形で

受け取って自分をまた傷つけているということを認めましょう。

ナイフがどんどん自分に飛んできているとしたら？

よけますよね？

（たまに、負の自分が必要だと気付かずに

しがみついている人もいます。

傷ついていることがアディクションになっている方です。）

過去は過ぎ去った時間であり、今のあなたに触れることは

できません。

自分の心の幸せや癒し安らぎは、自分の内側でのみ形成され

穏やかな心をもってその癒しの世界を見せてくれます。

 

許すときは、ただ「許す」のです。

相手ではなく、自分を許すのです。

 

難しい方には私が手助けしますよ。

少し考え方にエッセンスを加えるだけで人生は好転していきます。

究極、愛のフィルターからすべてが見られるようになればあなたは無敵です。