不倫した側のカウンセリング　夫婦修復への道

カウンセリングに来院されているクライアント様の
不倫発覚から、夫婦関係修復までを回想録として
提供してくださいましたので、ご本人許可の元
掲載していきます。

再婚の方40代の男性の手記です。

不倫をしてしまった側のカウンセリング

夫婦カウンセリングで後半に加わったご主人（不倫した側）の

手記を許可を頂き公開します。

不倫をしてから夫婦修復されるまでの本音が記載されています。

ワーキングの1つとして書いて頂いたものです。

尚、当院では不倫した側の方のカウンセリングも行っています。

不倫した側は、責められるのではないか？という恐怖心から相談する相手も場所もないことが現状です。

しかし、不倫をした側にこそカウンセリングが必要な場合が多いのが現状です。

不倫をした側の方も積極的にカウンセリングで根本原因を解決していきましょう。

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再婚の方40代の男性の手記です。（現在カウンセリング終了し、夫婦円満で許可を得て掲載しています）

 

カウンセリングに通うのは最初は乗り気ではなかった。

責められたくなかった。第三者に自分の愚弄が知られるのも嫌だった。

自分が悪い事をしていて、私の前に奥さんが先に通っているのだから

当然かもしれないが。ワーキングで手記を書く事になったので

奥さんには見せないという条件だったので正直に思いのたけを書きたいと思う。

今思えば本当に馬鹿な事をしてしまった。

再婚後の奥さんに不満は全くなかった。献身的な良い妻を裏切って最低な人間。

裏切り者だ。

奥さんが子供が受験でそちらにばかりかまっているので拗ねてしまった。

寂しかった。再婚だった。再婚から2年足らずで不倫してしまった。

また、自分の子供もではないのに、なんで俺が。

俺は父親をしにきたわけではないんだ。と思っていた。

俺といるときは恋人だったが、家に入ると奥さんは母親だった。

恋人が母親になる感覚が好きではなかった。

これが悪の根源。

結婚したら連れ子であろうが父親をしなければいけないのは当たり前であり

私は自分の器のちいささに嫌気がさした。

考えれば子供は懐いていたし奥さんも良くしてくれて

愛してくれていた。そんなことは分かっていたのに馬鹿になっていた。

一言で言うなら本当に頭がおかしくなっていた。

なぜ、非道なことをしてしまったのか悔やまれる。

ストレスのはけ口が欲しかった。何でも誰でもよかった。正直人間でなくてもよかった。

たまたま手ごろな人間が目の前に来て執拗に俺を誘ってきた。それだけ。

奥さんには手抜きをされたこともないし、

1日わずかなお金でよくやってくれていたのに、本当に私は最低だった。

そして、妻だけを愛していた。

言い訳になるが、不倫女には自分からは声をかけていないし、

最初はずっと断り続けていた。しかしあまりにも執拗に店に通ってきては

積極的にべたべたされてつい男の性でのってしまった。

魔が差した。。。あほだった。

モテない男が突然モテた。と勘違いし誘いにのって調子にのってしまった。

通常の恋愛もそうかもしれないが、不倫には相手を選ぶ選択肢はなく、

誘惑されれば顔や身体を選べるわけでもなくチェンジ！とは言いたくても言えない。

どんなにブサイクであろうが、気持ち悪かろうが女性であれば成立する。

私の場合もそうで、全く自分のタイプではない気持ち悪い相手の誘惑に乗り、

好きなのかな？と勘違いしてしまった。今思えば誰でも良かった。人形でも。

ああ気持ち悪い。

知ってる恋の言葉を全部引っ張り出して相手のラインに書いた。

愛しているとか好きとか。結婚しようとか。これっぽっちも思っていないのに書いた。

遊びの一種で意味はなかった。

昔奥さんとしていたような感覚で妻に書いてるような気持で

書いた。

なので

奥さんと離婚する気は一切なかった。でも、モテていると思って調子に乗って

何の意味もなく書いてしまった。

ようは、拗ねている私を構ってくれたら誰でも良かったし、AIでも。

向こうも向こうで寂しかったんで近づいてきたんだろうから、

わたしは都合よく使われてしまったんだと思うようにした。

現に相手はずる賢くそして厚かましく、お金も払わず店に通ってくるようになった。

もしこちらがいらない。といってもまともな女性なら普通は対価をし払うと思う。

うまく寂しさを埋める為の道具として

利用されていたんだとさえ今は思う。ああ気持ち悪い。

子供を3人も捨てる極悪非道な女に本気になるはずはなかった。気持ち悪い。

そして相手の本気は迷惑だった。旦那と3年前からうまくいってない。と言ってたから

離婚理由にされるのは迷惑だった。勝手に利用するなよと思った。

しかも、旦那にバレる馬鹿さ。誘っていておいて、最初からうちの家庭を潰すつもりだったのではと

思った。寒気がした。

妻は発覚後色々質問攻めにしてきたが、

奥さんと比較したことは1度もない。なぜなら奥さんにかなう女性などこの世にはいないから。

妻は何度も、何故あの人なの？どこがよかったの？自分は負けているのか？と聞いてきたが

自分の妻よりいい女を浮気相手にするわけがない。どこも劣っていないし、

妻のがスペック全てが極上格上だ。

選択したわけじゃないから、そこにたまたま声をかけてきた女がいたから。としか答えられない。

それに、繰り返しになるが全くタイプじゃなかった。でも、男性は顔を見なければ

できる生き物なのかもしれない。便器と同じ。

でも、本当にしてはいけないことをしてしまった。毎日泣かして、最低な人間だ。

でも、子供の受験で極度のストレスがかかっていて馬鹿になっていた。お金がなかった。

余裕がなかった。高卒だという僕のプライドも傷ついていた。

もう一つ悔やまれる事は

話し合いの席で、相手の旦那が怖くてまた嘘をついた事だ。

相手と「添い遂げるつもり。」で不倫していた。だなんて心にもないセリフを言ってしまい

妻を自殺未遂に追い込んだ。

妻は捨てられたと思ったようだ。妻は包丁で首を切った。妻の母親が即座に見つけて一命をとりとめた。

相手の旦那の前で「遊びでした。あなたの奥さんがしつこく誘惑してきてハニートラップに

かかりました。」とは言えないじゃないか。客商売だし・・。

相手の夫婦が帰って即、ひたすら愛妻に謝罪した。

１８０度変わった私の態度にまた妻は不信感を抱いたようだ。

でも客に酷い事言えないから、妻に甘えた形になった。妻の愛を信じた。（試した？）愚か者だ。

ありえないぐらい酷くて可哀そうな事を平気でしてしまった。

自分の甘い所を捨てなければいけない。と誓った。

妻は強い人だと思って甘えてしまった。そして、相手のご主人をも傷つけてしまった。

相手の女は嫌いなだけでなんとも思わないが、相手のご主人には心底申し訳ないと思った。

本来なら、バレた時点で　遊びでした。魔が差したと謝罪し

平謝りしておくべきだったし、自分の性根が腐っていると思った。

そもそも、そんなやすやすと男に近づいてくる女はおかしいと早く気が付くべきだった。

もしかしたら、あんなに積極的に触ってくる女性なのだから

他の男性とも遊んでいたりするかもしれないと思って

一気に鳥肌が立ち、気もちが悪くなって嘔吐が止まらなくなった。

私は、話し合いの後それに気が付いてすぐに、性病検査の為病院へ行った。

1か所では不安になり2か所、エイズと梅毒などの検査をしにいった。

結果なんともなくてよかったが、奥さんへの罪悪感で自分も死のうと思い

コーナンへロープを買いにいった。

身辺整理を始めた頃、奥さんからメールが届いた。

そのメールには僕への感謝の言葉とどれほど愛していたかがつづられていて

40にもなって号泣してしまった。

本当に馬鹿なことをしてしまった・・・。大反省した。なぜとどまれなかったのか・・。馬鹿だった。

毎日神棚に祈る日々が続いた。

家を追い出され、誓約書を書き、離婚届に判を押し母親経由で妻に渡した。

話し合いの後すぐに謝罪し、

毎日気が付けば携帯から謝罪と愛を伝えて

必要になりそうなものは買って玄関にとどけ続けた。

顔は見せてくれなかったが、受け取ってくれるようになった。

とにかく、誠心誠意謝り続け、愛を行動で示せるよう頭をフル回転して行動に移している。

妻とは色々なことを共有しようと決めた。

そして、GPSを自分につけ、職場にカメラを設置した。少しでも不安を取り除くためだ。

妻は人が信じられなくなっていた。もちろん私のせいだ。

細かいことも聞いてくるようになったが、できるだけ具体的に答えた。

ずっと甘えで避けていたバイトだが、二重生活でお金がなく、前の奥さんとの養育費もあり

深夜バイトをするようになった。

そうこうしているうちに

数か月たった時、妻は時々食事を作って弁当箱に詰め玄関に置いてくれるようになった。

嬉しかった。美味しかった。本当に感謝した。

時々妻はメールで苦しさを訴えた。どんなに苦しいのか・・。申し訳なく思う。。。。

大阪阿倍野まことカウンセリングルームにわたしも通うようになった。

となみ先生に開口一番、

「奥さんと前のように戻りたいんです。」と訴えた。しかし、

「それは無理です！昔のとおりに戻るのはね。」ときっぱり言われた。

ただ、「新しい関係を築くこと。

新しい更に幸せな夫婦関係を築くことはできるかもしれない。」と言われた。

その為に、コーチングを受けながら夫婦で努力を続けていた。

また時間が流れ、妻は時々私と一緒にごはんを食べてくれるようになった。

そして、キスができるまでになった。その後SEXも・・。

そこまで来るまでにしたことは、やはり言葉より「行動！」。これに尽きると思う。

しかし、まだ別居生活は続いていてまだまだ奥さんは落ちる時は落ちる。

一日のうちでそれが出てこない日がないという。深く傷つけてしまったので当然だ。

ただ、その時の対処法もカウンセリング内で教えて頂き夫婦としてフォローできるように

なっていった。

ある日、奥さんが落ちた時、奥さんから「ごめんね。」と言われた時は

本当に心底申し訳ない。と思った。悪いのは全部わたしで、奥さんになんの落ち度もないのだから。

私はこれからも、コーチングの勉強をつづけながら奥さんのフォローをしたいと思っている。

一生の自分の人生をかけて奥さんを愛していくことを宣言する。

 

カウンセリングを終えてから3年

現在も離婚はせず、お互いが歩み寄りながら夫婦生活を続けておられます。

奥様の方は数か月に1度アフターカウンセリングが続いています。

ご主人の方は、時々アドバイス程度のご相談が認知行動療法とスキーマ療法の後続いています。

どちらかというと、不倫した側の方がカウンセリングが必要な場合も多々みられます。

奥様も大きく深く落ち込むことはなくなり、自己コントロールができるようになっています。

ご主人も献身的に奥様に向き合って、今からの生活を大切にする。ということを

しっかり実現されており、大きくご夫婦の形が変わっていきました。

夫婦は擦り合わせが大切です。相手の気持ちに甘えず、頼らず、

やはり他人同士が一緒に生活しているのだということを意識して

おもいやりをもって生活をしていくことが大切です。

 

 

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６０００人以上の夫婦をカウンセリングしてきて不倫、浮気の実態を考えると

夫の浮気に関しては不倫相手に対する”のめり込み度合い”というのは、

”不倫相手と出会ったときの旦那さんのストレスの大きさ”

に比例をすることが分かっています。

身体目当てで不倫をするご主人は少なく、ほとんどの場合は心理面での要因が原因です。

その時の環境により相手はもはや誰でもいいのです。AIでもとご主人が言ってるように

自分を癒し、心の逃げ場となり、評価してくれる人だったらなんでもいい場合が多いです。

稀に本気になってしまう場合もあり、そちらと結婚したいという相談もありますが、

ほとんどの場合は、夫婦修復を望んでカウンセリングにこられています。

夫自身が抱えているストレスや寂しさ、家庭でのうっぷんが大きければ大きいほど、

たまたま傍にいた女性に急速にのめり込んでいきます。

また、女性の場合は寂しさの度合いに比例します。

寂しさ度数が高いほど、相手の男性に本気になっていきます。
男性との違いは、男性は奥さんを愛していて不倫相手は遊び。

逆に、女性は本気になりやすい傾向があります。

 

もし、あなたがこの文章にたどりついて

不倫をしてしまった事を真剣に悩んでいらっしゃるなら

一度大阪阿倍野まことカウンセリングルームの

ウエルカムカウンセリングへおいでください。

夫婦修復を最短でフォローさせて頂きます。

 

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