逆境を乗り越えるチカラ!レジリエンスの秘訣とは?
Table of Contents
逆境を乗り越えるチカラ:レジリエンスの秘訣とは?
レジリエンスを鍛えよう
あの人と合わないな。。。
ここは自分の居場所ではない。しんどい。
「もうイヤだ…」「もうダメだ…」
「もう疲れた…」「やめたい…」「逃げたい…」
いっそのこと「消えてしまいたい…」
人は環境によって強く思い深く悩み、落胆し傷つき
自信を失ったり、自己肯定感を著しく下げたり、
自己受容ができなくなったりしてしまうことがあると思います。
今回の記事は「折れない心」が欲しい、すべての人に読んでいただきたい
記事を書かせて頂きます。
夫婦カウンセリングでもよくお話をさせて頂きますので
夫婦のことについても触れながら書いていきます。
いまテレビでも話題の「レジリエンス」(回復力、復元力、打たれ強さ)が身につけるために
できることをお伝えします。
選択肢を複数持つことで回避できること
人は落ち込みすぎると、その瞬間から脳内で何が行われるか知っていますか?
「普段余裕があるときには、選ばないであろう選択肢の中から
一番最悪であろう選択肢を選ぼうとする。」ことです。
大人はまだ経験から耐性があるのですが、
特に思春期の中高生は要注意で成長期ということもあり、
人に恥ずかしいから相談できないなど、一人で抱え込む時期でもあるため、
たちまち選択肢をぱたぱたと失っていきます。
いじめ問題でも、手遅れになることが多いのがこの思春期と言われています。
思春期特有の反動形成などもあり、自己判断がにぶる時期でもあります。
小学生はまだ親に頼れる年齢であり、親子供の態度がおかしかったりで気がついたりもあって
悩みを話そうとするので問題が早期に動かされ助かりやすいのですが、
(親の権威がまだるので、動きやすい)
中高生や、責任が重い職業の抱え込むタイプの中高年男性、また頼れる友人や家族がいない人、
専業主婦、自分でなんでもやれると思っている孤独な人なども選択肢を失いやすい傾向があり
ご相談を多く頂いています。
専業主婦の場合、家庭で完結する行動パターンが多く、また
成功報酬や自己報酬が少ない為に自己肯定感が下がりたちまち
育児の悩みや更年期障がいなどもあいまって
うつ状態に陥りやすくレジリエンスが下がる傾向があります。
選択肢を失うと何が起こるか?
人は選択肢を失うとどのような行動をとるかについてですが、
自己コントロールができなくなっていきます。
自暴自棄になったり、意と反する言動を繰り返したり、怒りで周囲を威嚇したり、
知らない人でも傷つけたいと思うようになったり、
最悪の場合は、死を選ぶ人もおられます。
このようなタイプの人に私はよくお話させて頂くのですが、
選択肢は必ず複数持つ癖をつけることをワーキングとしてお勧めしています。
万一の場合に自分がとる行動を複数用意しておきます。
学校で、被災時の訓練を繰り返しやりましたね。
それと同じで自分自身もエマージェンシーが発動したらどうするのか
いくつかパターンを決めておくことで、自分を追い詰める要因が格段と減り
事務的に動ける。ではないですが、ダメージを減らすことが出来るのです。
そして、ここは大変重要なことなのですが、
レジリエンスが働いている時にストップをかけます。
大きな決断ほど、心が揺れ動いているときにはしないことです。
こんな統計があります。
メタ認知の心理学内の統計のひとつなのですが、人が追いつめられている時に
自暴自棄な思考の際にとった行動の7割があとあと非常に後悔する。というデータがあります。
ポジティブな選択肢を増やしておくということも、
レジリエンスを鍛える訓練の一つと言えます。
夫婦喧嘩では相手を追い詰めない言動を心がけて
夫婦喧嘩や、恋人同士の喧嘩でも同様に、
喧嘩中の売り言葉に買い言葉で
すぐに「離婚だ!別れる!」「お前といても全然楽しくない!」
「価値観が合わない!」「一緒にいても楽しくない!」など
相手を打ち負かしてやろうなど憤ってむきになり
絶望的なことを口走ることがあるかもしれません。(本心ではなくても)
しかし、人間は『本心ではない言葉でも傷つく生き物』ですので
(また根に持つことも、、)
夫婦喧嘩中は窮鼠猫を噛むではありませんが、
相手の優柔不断な態度が気に入らずにイライラして
けっこう詰めてしまったり、相手を追い込む傾向が
夫婦カウンセリングでもどちらかというと女性の方に多くみられるのですが、
そうなると、相手も選択肢を失ってどうしようもなくなり
家から出ていってしまう。というのは本当に多い事例です。
そこで、レジリエンスがある程度鍛えられている人は
外出しても周辺をうろうろしてすぐ戻ってきますが、
そうではない人は
本当にそのまま失踪してしまったという事例も過去に
ありましたので、レジリエンスは常日頃から鍛えておく必要があります。
その際にも選択肢を決めておくことです。
もし大きな夫婦喧嘩になったら。。。
・自分が悪ければすぐに謝って反省する。
・一旦その部屋を離れて自室に戻り熱が冷めたら普段通りに過ごす。
・ヒートアップする前にその場を離れて外出しても心配をかけないよう小一時間で帰る。
・外泊はどんなに怒っていてもしない。
など、自分の中にルールを決めておくと気持ちが安定し
最悪の事態を避けることができます。
レジリエンスを鍛えるコツをもう少し続けましょう。
レジリエンスの秘訣は?
レジリエンスの秘訣はズバリ『自己コントロールできる』ように
常日頃から訓練する事です。
もっと簡単に言うと、
自分の機嫌は自分でとれるようにしよう。ということです。
認知のゆがみをなくし、感情を自己コントロールし管理する。
そして、そのメンタルサポート体制が整う環境づくりをしていくこと。がとても重要な
レジリエンスを整える秘訣です。
睡眠や運動はしごく当然のことなのでここではあえて深く書きませんが、
レジリエンスを高めるには大切な基盤です。
・柔軟性をもつこと
上記でもお話しましたが、追い詰めない。追い詰められない。
柔軟性をもつようにしておきましょう。
そのためにも選択肢を複数持つことは重要です。
・過去の成功体験を思い出してみましょう。
ミスや失敗はして当然。人間ですから。ですので、何かあった場合は
過去の成功体験での、結果ではなく『自分が何を乗り越えてきたか』を思い出して
その気持ちに身を寄せることで乗り越えられることも沢山あります。
・息抜きをする方法を書き出しておく
少し前にマインドフルネスがはやりましたが、
自分がどんな時にリラックスできるのか?ワクワクするのか?楽しいのか?
再確認しておいて実行してみましょう。
最初はやる気が起きなくても、やり始めると楽しくなることが多いので
まずは動いてみましょう。
たいがいの悩みは動くことで解消されて行きます。
・目標を再確認しましょう。
目標や目的の手前でうまくいかず辛くなることは誰しもあります。
それを乗り越えた時の自分を想像してみてください。
やる気がずんずんと舞い戻ってくるかもしれません。
それもレジリエンスを鍛える一つです。
・相談相手をつくっておきましょう。
もし、持ち合わせている選択肢を失ってしまったら、、、
誰かに頼りましょう。
頼れる相手に相談をもちかけてみてください。
見えなかった感覚を味わえるかもしれません。
また、あなたが考えているより事態は深刻ではないことがほとんどだと分かります。
もし、近くには知られたくない。
相談できる対手がいないということであれば、
プロのカウンセラーを頼って下さい。
私たちは、認知を整えるプロです。
全ては受け取り方、認知で人の世界は変わるのです。
いつでもウエルカムカウンセリングにお越しください。
まことカウンセリングルーム LINE@ID お得な情報配信中 予約可 @ywc6256h
大阪阿倍野まことカウンセリングルーム
もっとあなたらしく生きるためにご自宅で気楽にカウンセリング
大阪市阿倍野区美章園2丁目21-11 朝日プラザ美章園101号1階
ホームページ http://mikokoroseitai.com/
予約電話番号(予約優先) 06-6713-5855
メールでのご予約はこちら