HSP専門カウンセラーから見る、HSP(高感受性の人)の克服の早い人と遅い人の違い
HSP専門カウンセラーから見る、HSP(高感受性の人)の克服の早い人と遅い人の違い
Table of Contents
克服の早い人と遅い人の違い
1. 自己認識と受け入れ
- 早い人: 早い段階で自己認識と受け入れを行い、自分の高感受性を理解し受け入れています。これは克服への第一歩です。
- 遅い人: 高感受性に気付くのに時間がかかり、自己受容が遅れることがあります。克服の過程が始まるまで時間がかかることも。
2. カウンセリングとサポート
- 早い人: 早い段階で専門家のカウンセリングやサポートを受けることで、効果的な克服に向けたステップを踏み出します。
- 遅い人: 高感受性に関するサポートを受けるのが遅く、問題が複雑化することがあります。遅くとも専門家の支援は助けになります。
HSPさんは、繊細で敏感な分、こだわりがとても強い方、「べき」が強い方も多くみられます。また、HSPは病気ではなく特質の為どう付き合って、落としどころをどこへもっていくのか。というのがとても重要になります。
そして、HSPの方は自分の敏感さを盾にして、相手に不要な我慢を自然と強要してしまうケースもありますので、その辺も意識しておく必要があります。HSPを専門にカウンセリングしていて強く思うことは、克服が早い方は「素直である。」ということです。逆に克服に時間がかかる人は、あたまでっかちで理屈っぽい方です。(頭部が大きいわけではありません笑)
知識優先型で、こちらのはなしを片っ端から否定から入る方は、克服の道は遠いと思っていてください。また、「お前が治すんだ!それが仕事だろ!」的なスタンスのクライアント様も克服は難しいでしょう。何故なら、カウンセリングは治療ではなく、モノのとらえ方を柔軟にしていくための気付きを得るところだからです。素直な方は、即それを実行することができますので、
俯瞰的な視点でものごとを早期から見るくせづけ
自分がコントロールできないことに気をとられない。という方法
「嫌い」を克服する必要がない
ことなどの理解が早いです。
Q&A:よくある質問と回答
- HSPの克服にどのようなカウンセリングが効果的ですか?
- HSP向けのカウンセリングは、感情管理、ストレス対処法、自己認識の向上などを含みます。個別の状況に応じたアプローチが必要です。
- HSPの克服に時間がかかる場合、焦る必要はありますか?
- HSPの克服には個人差があります。焦る必要はありません。適切なサポートと時間をかけて取り組むことが大切です。
俯瞰的な視点でものごとを早期から見るくせづけ
俯瞰的(ふかん)な視点でものごとを見ることを「メタ視点」や「メタ認知」と呼ばれていますが、自分から少し離れた場所から客観的に自分をみることができるようになります。そうすることで、今起こっていることは宇宙の果てから見るとどれほど小さいことかということでその後の行動の正解率が上がり、傷つかずにその場をやり過ごすことができるようになっていきます。
自分がコントロールできないことに気をとられない
自分の行動は自分で決めて行動をとることができますが、自分がコントロールできないことは、どうしようもありませんね。
松井秀喜選手は、この感覚のことをこう表現していました。「週刊誌が何を書こうが、僕がコントロールできることではないので、全く何を書かれようがそれについて、何を世間が思おうが気にならないよ。」そのように、自分がコントロールできないことに怒っていても無意味です。もし、それで影響が多少出たとしても気にしなければどこ吹く風のできごとなのです。
「嫌い」を克服する必要がない
あなたは、嫌いなものがありますか?私は納豆が嫌いですし、幽霊だって嫌いです。自分の顔だって、低い低い身長だって、アトピーだって昔は嫌いでした。しかし、その「嫌い」を四六時中意識していますか?納豆嫌い、納豆嫌い、納豆嫌い!!と意識して生活していたら疲れてしまいます。ですので、嫌いなものは無理に克服しようとせずに受け入れて嫌いゾーンに収納しておけばおしまいです。へりくつを考えず、素直に実行してみてください。
HSPさんは繊細だからこその長所が沢山ある
HSPさんは、繊細で敏感だからこその長所はご自身が既に理解されているはずです。優しい人、お人好しな人、正義感が強い人、小心者の人それぞれだと思いますが、その特性を理解しながら、使いすぎた脳を休息させる癖付けを必ず行ってください。HSPの方は敏感な分、脳疲労が多く、睡眠障害を起こす方が増えています。3分でも5分でもよいですので1日6回程度ぼんやりなにも考えない、感じない時間を作る癖付けをしてください。
HSPさんは脳疲労で疲労困ぱい
上記に説明した通り、HSPさんはひっかかるとずっとマインドシフトができずずっとそのことにとらわれ続け、一日中同じことをぐるぐるモンキーマインドしている方が非常に多く、脳疲労のせいで、睡眠不足や大切なことが覚えられないなどあれ?わたし認知症なの??とご相談に来られる方が多いですがその原因は脳疲労です。
ですので、繰り返しになりますが3分でも5分でもよいですので1日6回程度ぼんやりなにも考えない、感じない時間を作る癖付けをしてください。脳を休める具体的な方法は次回のブログで書いていきますね^^
まことカウンセリングルーム LINE@ID お得な情報配信中 予約可 @ywc6256h
大阪阿倍野まことカウンセリングルーム
もっとあなたらしく生きるためにご自宅で気楽にカウンセリング
大阪市阿倍野区美章園2丁目21-11 朝日プラザ美章園101号1階
ホームページ http://mikokoroseitai.com/
予約電話番号(予約優先) 06-6713-5855
メールでのご予約はこちら