朝起きた瞬間から嫌な思考に陥る不安症の解消法
朝起きた瞬間から嫌な思考に陥る不安症の解決策
朝、起きた瞬間から今抱えている問題やストレス思考で目が覚め
ずっとその思考に囚われてしまい、朝からぐったり嫌な気分になる方がおられると思います。
学校でいじめにあっていたり、またそのご家族(特に母親)、会社でストレスにさらされていたり、トラブルを日常的にかかえていて
解決していない、長い裁判を戦っている最中である、夫婦間がうまくいっていない、不倫をした妻や夫との復縁生活中であるなど。
ほとんどの場合は、人間関係の問題から引き起こされることが多いです。
解決策と言えば、対処療法と根本的な解決の2種類がありますが、
根本的に解決したい場合は、認知行動療法からスキーマ療法へ移行しながらの
カウンセリングが一番効果があります。
しかし、ここでカウンセリングはもちろんできませんので、ここでは
朝起きたら嫌な思考に縛られず、良い思考へ切り替える対処療法をプロのカウンセラーがご紹介します。
朝起きた時に感じる漠然とした嫌な不安感への対処法
目覚めた直後、目を開けた直後が一番不安を感じると言われている不安障がいのひとつなのですが、
この習慣を続けていると脳の前頭葉に悪影響を及ぼし、10年後には認知症のリスクがとても上がる
実は危険な症状の一つです。
朝、不安思考に囚われるとその日一日中、不安定で不愉快に過ごすことが増え、マイナス思考に囚われていきます。
ぐるぐるぐるぐる(反芻思考)はんすう思考)と悪い思考や妄想が脳裏を渦巻き、軽い片頭痛が起こったり、腹痛が起こったり、食欲がでなかったり、
掃除もしたくなくなったりと生活に影響を与えていきます。
睡眠中は身体がゆるみリラックスしていますが、目覚めた瞬間にその反動からくる緊張感で感性が鋭くなり
心配事や不安感を一気に思い出すことで不安障害を発症します。
一気に嫌なことを脳が処理して思い出すんですね。
また、その嫌な思考に集中してしまうのが朝の起き抜けが最高潮なのです。
目覚まし時計に注意
目覚まし時計のアラーム音が、悪い思考へのスイッチ、入り口になっている人もしばしばいます。
その音を聞いた瞬間から悪い思考に囚われて不安感が一気に引き寄せてくるということも
よくクライアントさまのご相談の中にあります。
これは、専門用語でファイトオアフライト反応(恐怖反応)の一つです。
アラーム音が、心臓を刺し、脳を刺激することによって嫌な思考開始のスイッチを押してしまうのです。
目覚まし音は起きれないと困ると思って、けたたましい音にしている人もおられますが、
できれば、自分が大好きなBGMやソフトで柔らかい心に優しいBGMにしておく方が
ベストです。
対処療法1
アラームBGM音を起床予定時間より3分だけ早くして心に余裕を持たせる。
自分の好きなBGMをかけ、鼻歌でも構いませんから歌う、口ずさむだけで
不安感のレベルが大きく下がります。
ベッドの中で不安解消の為にできること
対処療法2
ベッドからすぐに起き上がらず、しばらく不安を強く感じている部分と
向き合い、その部位を『大丈夫よ。』と声をかけて撫でてあげましょう。
『大丈夫よ。
私は今気持ちの良いベッドの中でリラックスしているのよ。』
対処療法3
その後、嫌な気持ちを他者視点でみてみる。ということをしてみましょう。
あなたの3メートルぐらい上空にあなたを見ている鳥がいるとします。
あなたは、鳥視点であなた自身をみてみましょう。
通りすがりの他人だという雰囲気で自分を上から眺めてみてください。
心拍数が安定し、緊張をほぐし、嫌な思考をとめる効果があります。
嫌な思考が始まったら鳥になる。
この方法はいつでも実践できるようにしておくと効果的です。
メタ認知訓練とも言います。
対処療法4
呼吸法やマインドフルネスを行い、脳の思考リセットをはかる
軽いストレッチを行い、肩甲骨をはがすなど
禁止事項
起き抜けからスマホを操作してSNSやメールチェックはやめましょう。
スマホを見ると緊張状態が上がるため、不安感を助長してしまうことがあります。
朝のコーヒーをやめよう
コーヒーは余計に神経を研ぎ澄ませる効果があることや、
鉄分を排出してしまい貧血にしてしまったり
体調不良や頭痛の原因となる為
朝は、カモミールティーなどリラックスできるものに変えるのもお勧めです。
コーヒーを飲んだら体調不良になる方はけっこう多いのですよ。
原因は、鉄分不足の方が飲んでしまっていることです。
コーヒーは鉄分排出が大きいので、鉄分不足の方には向かない飲み物です。
中には強い体調不良になってしまう人も多いので注意が必要な飲み物です。
軽いストレッチ体操をしよう
軽い体操やエクササイズをすると、自分をこんなに大切にしているのよ。という
自分大切の心理的効能がある他、身体にも脳にも良い影響がもたらされます。
ヨガなど本格的なものでは逆にしんどいと思いますので、
簡単で、一般的なストレッチを習慣にすることで、幸せホルモンの
エンドルフィンホルモンを放出させ悪い思考を断ち切ることができます。
対処療法5
軽いストレッチを毎日20分程度行う。
自分のために時間を作って、自分のためにしている。という満足感が
エンドルフィンホルモンを放出し不安感を消し去ります。
心の救急箱をあけるのはあなたです。
人は、怪我をして血が出ていれば、即薬を塗ったりばんそうこうを張り付けたり
速攻で対処しますね。心の傷への対処も早ければ早い方が有効なのです。
日本は、心の傷に対してケアが大変遅れている国です。我慢が美徳のような感じさえ
学校や会社ではありますね。弱いものが逃げ隠れし、排除される。あまりよくない風習です。
自分だけが気づいてあげられ、ケアしてあげられるのです。
対処療法ですが、効果があるものを厳選してご紹介いたしましたので
朝目覚めた瞬間からしんどい方は、すぐに実践してみてください。
根本的に解決したい。と言う方は、一度
ウエルカムカウンセリングへお越しください。
認知自体をガラリと変えますので、不安で目が覚めることはなくなります。
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