不登校のお子さんの母親へのカウンセリング支援

不登校のお子さんの母親へのカウンセリング支援

不登校のお母さまへのカウンセリングも当院では行っています。

子供がいじめにより不登校になった経験もあり、実体験もございますので的確な支援をさせて頂いています。

不登校の原因

当院のクライアント様のお子様が不登校の原因は大きく分けて2種類あります。

ふいにいつの間にか糸が切れたように不登校になってしまうケース。

いじめによって、学校へ通えなくなったケースです。

いつの間にか通えなくなった、糸が切れてしまったケースの場合は、精神状況、生育状況のバランスが崩れてしまった場合に起こりやすく、

こちらの場合は、支援教室やオンライン学校への転校もなかなかスムーズにすすまないことが多いようです。

次に、いじめによって学校へ通えなくなったケースは完全に学校の対応次第です。

早期に解決していく例は、早期に学校側は加害生徒と親に説明と謝罪、処罰をさせたケースは比較的早く解決しますが

学校はもともと隠蔽体質のため、被害保護者をモンペ扱いし一人の生徒を大切にしないことも多くみられます。

ただ、いじめによって不登校になっているケースは受け入れ先が確定したらすんなり転校して通える事例も多々ありますが

PTSDやフラッシュバック、適応障がいなど予後が長引くことが多いですね。

当院に来られている子供のほとんどがいじめにあった中学生と高校生です。

今回は、母親のカウンセリング支援の必要性についてですが、

お子さんが不登校になったときに、またそれが長期化すると母親が重度のうつ病になるケースが非常に多いです。

また、ちょうど子供が中高生となると母親も初期の更年期でそうでなくてもバランスが崩れかけているところに

いじめや不登校の問題が降りかかると母親は大変つらい日々を心配をしながら過ごすことになります。

母親は子供のことを自分のこと以上に真剣に考え、悩み日々を過ごすため、以下のような症状が出始めます。

不眠症になってしまう。ホルモンバランスが崩れる。躁鬱になる。

しかし、子供の前では安全基地でいる努力を無理して行ってしまう。

子供は悪くないと自分を責める。

いじめの場合は加害者を恨む。相手にもこの苦しみを分からせたいと思う。などなど

事前アンケートでもみんな一様に同じ苦しみを体験されています。

中には、ストレスで目が見えなくなった母親も実際おられます。(現在クラス替え等の処置により少しづつ見えるようになってきていますが、

ストレスにより老化が進み網膜が剥がれてしまったケースも)

母親への精神的負担は想像を絶するほど大きいのです。

母親の安全基地の必要性について

「安全基地」について少し説明します。

『子どもが安心して探索行動(積極的に活動)をするには』
イギリス出身の心理学者ジョン・ボウルビィが確立した「愛着理論」と呼ばれるものがあります。

これは、人と人との親密さを表現しようとする愛着行動についての理論です。

ここでは、子どもは少なくとも一人の養育者と親密な関係を維持しなければならず、

それが無ければ、社会的・心理学的な問題を抱えるようになるとあります。

その後、ボウルビィの研究チームにも参加したことのあるアメリカ出身の発達心理学者メアリー・エインスワースは「安全基地」という概念を提唱します。

愛着の対象者(母親であることが多い)を探索の安全基地として使うようになり、

探索行動をした後、またそこへ戻る。

戻ったとき、対象者が安全基地にいる場合は、子どもは安心を取り戻し、自由な探索行動を熱心に行えます。

だが、戻った時対象者がいない場合は、十分に安心できず、不安、恐れ、病気、疲労などを感じ、

子どもは対象者の注意を引こうと対象者から離れにくくなります。

子どもが安心して探索行動を熱心に行うには、安全基地の存在が重要だということです。

ですので、母親はとても子供にとって重要かつ重大な役割を担っています。

 

では、その母親は誰に頼ることができるのかです。

父親がしっかり対応していれば、父親と二人三脚で支えあいながらフォローしていけるかもしれませんが、

現状は、逆に夫婦喧嘩が増えてしまうことも多く、父親の言動がまるで他人事だったりする(そういうように聞こえてしまう)場合は、

うまく安全基地が機能しなくなり、もろとも家庭崩壊してしまうこともあるのです。

父親の支えと理解はとても必要なのですが、母親が鬱にまで突入している場合は

素人の父親では支えきれなくなってしまい、父親も仕事で疲れ癒しの場がなく

ひどい場合には不倫や浮気などへと逃げる父親もいます。

実際に、子供はいじめられて不登校、父親は不倫→発覚、母親の身体の健康は悪化、ホルモンバランスの乱れにより子宮の病気へ

子宮癌の初期段階で、当院にこられメンタルケアを開始→現在癌は経過観察まで寛解。

心はズタボロというケースもありました。

お子さんの不登校問題は母親へのメンタルフォローが最重要

いじめや不登校の問題は、周囲に相談する相手がいないと思います。いても自分の母親など親族になってくると思います。

しかし、近い関係の人間にはカウンセリングは2重関係になる為することはできません。

ですので、鬱になってしまう前に専門の機関に相談しカウンセリングを受けながら

お子さんの安全基地を務めてあげることが良いと思います。

母親の元気がお子さんの回復に強く関わっています。

いじめや不登校でしんどいなと感じる方はウエルカムカウンセリングへお待ちしております。

 

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