TMS治療:うつの改善と脳のリラックスに迫る

TMS治療:うつの改善と脳のリラックスに迫る

TMS治療とは?

TMS(Transcranial Magnetic Stimulation)治療は、非侵襲的な脳刺激療法の一つであり、うつ症状の改善に用いられます。磁気刺激を用いて脳内の神経回路を刺激し、うつ症状の軽減や改善を促進する治療法です。

TMS治療の効果

多くの研究によれば、TMS治療はうつ症状の改善に有効な方法として注目されています。脳の特定の領域に磁気刺激を与えることで、神経伝達物質のバランスを調整し、うつ症状の軽減を図ることができるとされています。

脳を休息させる方法

1. マインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想は、日常のストレスや心配事を一時的に忘れ、脳に休息を与える方法です。呼吸に集中することで、脳の活性度を下げ、リラックスした状態に導くことができます。

2. 自然に触れる

自然の中にいることは、脳をリラックスさせる効果があります。散歩や森林浴など、自然の中で過ごす時間を確保することで、脳が緊張から解放されることがあります。

3. 良質な睡眠を確保

脳を休息させるためには、良質な睡眠を確保することが重要です。規則的な睡眠スケジュールを作り、快適な寝室環境を整えることで、脳がリラックスする時間を確保しましょう。

Q&A:よくある質問と回答

  1. TMS治療は全てのうつ症状に効果があるのですか?
    • TMS治療の効果は個人差がありますが、多くの人にとってうつ症状の改善に寄与するとされています。
  2. 脳を休息させるためにはどの方法がおすすめですか?
    • マインドフルネス瞑想や自然に触れること、良質な睡眠を確保することがおすすめです。

TMS治療でうつは治るのか?脳を休息させるには?

TMSが大阪で受けられるところも年々増えてきていますね。表題のような相談を沢山うつの患者様、PTSDの患者様から頂戴しています。というのも、2019年に保険診療対象になったにも関わらず、重度や中程度薬物治療をした方だけがTMS治療の対象であり、あまり薬物は飲んで治療したくない。という方は病院の紹介状がないため、自費治療をしている病院を探す必要があるからです。また、TMS治療は大変高額で、すぐに受けられるような金額ではありませんね。また、1回の治療では効果が期待できない為、最低15回以上が通例となっています。

TMS治療とは?

TMSと略されていますが、正式には【経頭蓋磁気刺激法】の略です。経頭蓋磁気刺激法は、TMSとも略され、おもに8の字型の電磁石によって生み出される、急激な磁場の変化によって弱い電流を組織内に誘起させることで、脳内のニューロンを興奮させる非侵襲的な方法である。この方法により、最小限の不快感で脳活動を引き起こすことで、脳の回路接続の機能が調べられる。

特に、パーキンソンなどの治療にも使われる場合があるが、昨今、うつは脳の病であることがはっきり分かってきていることから、このTMSでの刺激両方が有効であることも認められており、保険診療も開始されています。副作用も少なく、薬物治療より患者さんの負担も少ないと言われています。TMSの原理は、瞬時的に磁場を変化させることで脳内に微弱な渦電流を発生させ(ファラデーの原理)、それが主に神経細胞の軸索を刺激することで効果を発現します。外部から電流を付加しないため、電気ショックに比べて身体へのダメージや副作用がはるかに少なく、さらに治療後もその効果が続くという特筆すべき長所があります。薬物療法のように、抗うつ薬とその代謝物がいつまでも体内に残存して、副作用が出ることがありません。ただ、絶対に治る。という確証がないのも事実です。

TMSの料金は???

大阪の場合で、主たる病院の比較をしておきますと・・・

梅田の有名病院

8回 194000円 16回 357600円 32回614400円 48回864000円

環状線近くの有名病院

10回 143000円 20回 286000円 30回396000円

 

となります。そして、勧められるのが15回以上となります。また、プラスでこの治療前に検査料金が2万円~3万円とCTの検査料金と診察費が加算されます。高額ですね・・・。受けたいけれどなかなか手が出ないかもしれません。特に、病気のあとの治療の方は週一通う方が多いのですが、うつやPTSDなど心の病気の場合は1週間か2週間程度は毎日通う必要があります。状態をみながら、増やさなければいけない場合もあるようです。ちなみに、rTMSとTMSは同じことです。

TMS治療前の検査を受けた方からの資料提供から

この方は、寝ている時やぼんやりしている時もずっと過去のフラッシュバックが起きたりずっと脳が休まらずマインドワンダリングを繰り返しており、軽度の鬱で苦しんでいる方の脳波テストの結果画像です。TMS治療を受ける前に診断として受けるものです。ぼんやりしている状態で受けている筈が緑の部分が正常で、赤い部分は興奮している部分となります。※赤い部分を緑に変えるためにTMSが大変有効であるということです。

軽度のうつ症状がみられる画像です。脳が全く休まっていないあまりよくない状態と言えます。中間管理職の方に多い症状で、本人は動けているのであまり自覚がない。という方もおられますが寝て起きても疲れが取れていない方もこういう画像状態の方が多いと思われます。こちらの方は不眠でも悩まれています。ランドセンとレンドルミンでむりやり寝ている状態が2年続いている方です。

TMS治療以外で脳を休める方法とは??

TMSに多額な金額を掛けられない方も沢山おられると思います。では、どうやって、この赤い部分を緑に変えていくのか。脳を休息させ、脳を整える方法。それは、運動とカウンセリング・マインドフルネスの併用が有効と言われています。先日も脳神経外科の医師と対談をさせて頂きましたが、軽い運動が脳のバランスを整え休息させる。ということが分かってきています。こちらの患者さんに、軽い運動とカウンセリング、マインドフルネスを2週間試していただきました。※マインドフルネスに関する記事も多数書いていますのでご覧ください。

軽い運動は、腕立て伏せを10回程度でよいのですが、こちらの方は楽しみながらしか運動ができない。と言う方でしたので任天堂switchのリングフィットを20分、その後、マインドフルネス20分、隔週でカウンセリングに来ていただいて認知行動療法を行いました。その結果、まず体調に変化がでていました。2年間全くどうやって寝たらよいのか分からなかった。とおっしゃっていた方がパタリと眠れるようになったそうです。

そして、目覚めがすっきり身体が軽くなり、キューピーコーワゴールドと味の素のグリシンを定期購入しなくてよくなったとか^^;状態が良くなったので、再検査は受けられていませんが、現在はアフターカウンセリングをLINEで受けられている程度で、軽い運動は続けておられます。個人差はあるとは、思いますが現在TMSが高いなぁ。。。と迷われ検討されている方は軽い運動とマインドフルネスとカウンセリング(3回~6回)で改善がみられると思いますので、ぜひ試してみて下さい^^

尚、大阪阿倍野まことカウンセリングルームではマインドフルネス教室も随時開校しておりますので

問い合わせよりご連絡くださいませ。

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