ADHDの認知行動療法:カウンセリングで効果的な改善を目指す方法

ADHDの認知行動療法:カウンセリングで効果的な改善を目指す方法

ADHDの認知行動療法:効果的な改善方法を徹底解説

ADHD(注意欠陥多動性障害)は、多くの人々が日常生活に影響を及ぼす神経発達障害です。しかし、幸いなことに、認知行動療法はADHDの管理と改善において効果的な手法として広く認知されています。この記事では、ADHDの認知行動療法に焦点を当て、効果的な改善方法を徹底解説します。

ADHDは子供から大人までクライアント様が来院されていますが、大阪阿倍野まことカウンセリングルームへご来院下さる方は皆、薬が合わなかった

子供に薬物をずっと続けたくない。心療内科に通うと病人扱いされるので、カウンセリングの方が来やすかった。

大阪阿倍野まことカウンセリングルームはみこころ整体院と併設の為整体に通っている風で来れるので来やすかった。(サラリーマン30代)

薬だけでは不十分だった。など、アンケートを頂戴しています。

薬物療法だけでは、不十分というのは往々にあり、具体的な時間管理や物を無くさない工夫や柔軟な考え方などを段階的に訓練するわけではない為、心療内科だけでは身につけられないことが大きい点です。

ADHDは特殊でも病気でもありません。

ADHDは万人が20%はみんなが持ち合わせている特質の一つです。

ただ、忘れ物が継続したり提出物が出せないなどを頻繁に繰り返してしまう場合は、パーセンテージが60%と上がる為なんらかの対策が必要となります。

ADHDにおける認知行動療法とは

まず初めに、ADHDについて簡単に説明します。ADHDは、注意力の欠如や多動性、衝動性といった特徴を持つ障害で、子供から大人まで広範囲な年齢層で見られます。日常生活での学業や仕事、社会関係に影響を及ぼすことがあり、適切なケアが必要です。

そして、認知行動療法は、心理療法の一種で、考え方(認知)や行動に焦点を当てるアプローチです。ADHDの場合、患者が自らの行動パターンや思考に気づき、それらをより効果的なものに変えることを目指します。この療法は、症状の軽減や日常生活の向上に役立ちます。

認知行動療法の特徴として、症状の変化を評価した研究が確立されておりADHDの認知行動療法を行うことで、ADHDの症状の改善や
生活の問題度合いの修復、不安と抑うつの改善が研究によって証明されているのです。

薬だけを飲んだグループに比べて、薬と認知行動療法を一緒に行ったグループの方が、症状が軽減しています。

独立評価者と自己評定によって、ADHD症状尺度と併存する不安症状と抑うつ症状を評価した。結果の評価として独立評定者は、CBTに割り当てられた人は、薬物療法のみを継続した人と比較して、ADHD症状と全般的支障度を低く評価した、同様のことが自己評定でも示された。CBT群は他者と自己評定の両方で不安症状が軽減、抑うつ症状も自己評定では同様の効果がみられた。

大人のADHDの認知行動療法セラピストガイド サフレン(2011)

では、ADHDの認知行動療法では何をするか?ですが、認知行動療法は皆が予想している話をただ聞いてもらうカウンセリングのイメージとは
全く違うものです。認知行動療法では、認知的な治療と行動的な治療に分けて考えます。ADHDの認知行動療法では、初めに行動的な部分の訓練を行い

行動的な部分としてはADHDの方が苦手とする、順序立て、片付けや注意散漫、生活欠如の補填等について、具体的な対処スキルを鍛錬していきます。

ADHDの認知行動療法の利点

  • 自己理解の促進: 患者は自分自身の行動や思考の傾向に気づき、問題の原因を理解することができます。
  • 自己管理の向上: 焦点を向けることや衝動を抑える方法を学び、自己管理能力が向上します。
  • ストレス軽減: 認知行動療法により、ストレスや不安を軽減し、よりバランスの取れた心の状態を実現します。
  • 日常生活の向上: 適切な対処法を学ぶことで、学業や職場での成果を向上させ、より豊かな社会生活を送ることが可能となります。

順序立てと計画性、片付けのしくみ作り

まずは、道具を使い、優先順位付けを学びます。具体的には様々なツールを使い時間の使い方を学びます。これは、年齢によって変わりますが、ワーキングとして手帳やノート、紙を使う場合が多いです。また、効果的な問題解決方法を見つけるための手段や方法を学習していきます。

また片づけの苦手さについても、システム的な片づけのしくみ作りについて訓練していきます。

ADHDの認知行動療法の具体的手法

  • 行動の記録: 患者は自らの行動パターンを記録し、問題の箇所を特定します。
  • 目標設定: 改善したい行動や思考に対して具体的な目標を設定します。
  • 自己肯定感の強化: 患者の自己肯定感を高めることで、自信を持って取り組むことができます。
  • 認知の修正: ネガティブな思考をポジティブなものに変えるための認知の修正を行います。
  • ストレス管理: ストレス軽減のためのリラクゼーション技法やメンタルトレーニングを取り入れます。

注意力散漫への対処を訓練する

集中力の継続するために、環境の調整方法を促し、注意散漫になる原因を極力減らして、集中できるための要素を増やしていきましょう。

一例ですが、タイマーなどを使って、集中の持続力を高める訓練である注意持続訓練を行います。これは、繰り返し行う必要がありますので段階的に行っていく必要があります。

次に認知的な部分としては

バランスのとれた考え方を身につける

心身症、不安症状と抑鬱症状への対処方法を学び、否定的なマイナスの考え方のクセを見つけて、それをバランスのよいものにコントロールする工夫をしていきましょう。バランスの良い考え方になることで、不安やうつの悪循環から抜け出やすくなったり、先延ばしを減らすことができます。

ADHDの認知行動療法は、自己理解と自己管理能力の向上を通じて、ADHDによる日常生活への影響を軽減するための有効な手段です。専門家のサポートを受けながら、行動パターンや思考の修正に取り組むことで、より充実した生活を送ることができるでしょう。

大阪阿倍野まことカウンセリングルームでは、段階的な認知療法でADHDの改善を目指していきます。

お子さんの場合はお母様の付き添いが必要な場合もあります。
お気軽にご相談ください。

大人の方は、身体と心を癒しにみこころ整体院を併設しておりますので
お気軽にお越しくださいませ^^

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