いじめっ子に怒りを見せる重要性とその効果的な方法

いじめっ子に怒りを見せる重要性とその効果的な方法

いじめの芽を作らない唯一の手段!

今回は、キレルことの大切さについてお話しておこうと思います。

キレルというと人によっては悪いキレ方をする子もいますが、良い切れ方でいじめを防止することができる。という
お話をします。いじめのターゲットになりやすい子は優しい子で、言い返すことがよくないと決めている子。そして正義感も強い子がタゲになりやすいです。

優しい雰囲気の子をからかってみたら、全く言い返してこない。そしたら、どんどんからかいがエスカレートしていく。

良い子の反動形成が自分で自分の首を絞める!

それでも、優しい子は「反動形成」が働いて辛いけど、にこにこしてしまう。相手に媚びるような行動をとったり
あやまってばかりになったり。

行動と気持ちとが一致しない。精神分析家のフロイトが提唱した防衛機制と言う概念のひとつで、受け入れがたい感情や衝動など自分の本心を隠すために、本心とは正反対な態度を取ることで、自分をごまかす行動を子供は取りやすいです。

人間関係をスムーズにするために、無意識に反動形成を行うことが結果として、自分の立場や心を守るための
行動です。それが続くと徐々にPTSDから軽度のうつに移行していきます。

落ち込んだ姿を周囲に見せるのは良くない。空気読めないと言われる。わがままと言われる。いつも明るくいるべきという、決めてしまっている子もいますがこういう良い子のタイプは、実はやりづらいです。

怒りを見せる重要性

1. 境界を示す

怒りを見せることは、いじめっ子に対して明確な境界線を示す手段となります。その行動や言動が許容されないことを示すことで、いじめっ子は自身の行動が問題であることを認識しやすくなります。

2. 警告と改善の機会

怒りを見せることは、いじめっ子に対して改善の機会を提供します。警告としての怒りは、いじめっ子に問題行動を改めるチャンスを与え、その問題を解決するためのステップとなります。

学校は何もしてくれません。特に私学は絶望的

学校に話しても、学校では元気ですよ?とかうちの学校は子供の自主性を大切にしているので保護者は関係ありません。とか言っちゃって取り合ってもらえず挙句の果てに親がモンペ扱いされることが多いんですよ。いじめの被害者の親は面倒なのでモンペ扱いされやすいです。まともなこと言っててもそうなんですよ。

基本的に学校は加害者生徒に対しては謝罪をさせることもしない学校が多いです。公立は、教育委員会がありますが私学はありませんので、のばなしにのらりくらりされて子供がPTSDになって通院する。というケースが非常に多いです。

この辺の話も沢山したいのですが、今回のメインはキレルことの大切さですのでそちらに話を戻します。※私学でいじめられたら、相手の親を相手取って調停する方が解決が早いです。向こうも丸く収めたいので。

自己肯定感のつぶし合い開始!

小学校高学年、中学生の保護者の方にはよく聞いて頂きたいのですが、ティーンになると子供の自己肯定感のつぶし合いが始まります。すぐに調子に乗るな。とかね、相手をひがんでつっこんできたり言い返せなかった時点でカモにされますので、相手の理不尽な言動には上手にキレて抵抗する必要があります。言い返せない性格の子は言い返せません。しかし、ものを考えて言い返せないとしても感情を使って「キレル」ことは
できることがあります。

窮鼠猫を噛むではありませんが、どうキレて、同抵抗すると相手と良好な関係が築けるのか
これを訓練しておく必要があります。

これが乗り越えられないと、いじめのターゲットになる日は近いです。

いじめはどこの学校にもあると思っていてください。たまに、進学校はよくできた子供が集まるからいじめがない。と思っていたら大間違いです。進学校にこそただの勉強ができるだけの馬鹿が存在するのです。勉強ができるイコール偉い。みたいなスクールカーストも存在しています。

怒りを見せる効果的な方法

  1. 冷静な怒り:怒りを感じることは正当な感情ですが、その怒りを冷静に表現することが大切です。冷静に話すことで、いじめっ子はメッセージを受け入れやすくなります。
  2. 明確なコミュニケーション:怒りを伝える際には、具体的な言葉を使い、いじめっ子にどの行動が問題であるかを明確に伝えましょう。
  3. サポートを活用:学校や保護者と連携し、怒りの管理や対処方法についてのサポートを活用しましょう。専門家からのアドバイスも有益です。

キレル違いでおお違い

ここでのお話では、アンガーマネージメントが必要な衝動的な行動でトラブルを起こす人のことではなく、自分の怒りをあらわせない事によって人間関係に悩む人のことを指しています。人と対話をしていると意見が合わない事が当然出てきます。その時に、自分が我慢すれば丸く収まるということもありますが、悪人に当たれば都合よく利用されます。

子供は、人の上に人を作らずという考えとは全く反対の考えで人間関係を形成していくことが大いにあります。その際、理不尽を押し付けられても怒りをあらわせない人は、相手を助長させるわ、自分の心を追い詰めるわで
どんどん、学校での居場所を失っていきます。

本当は、ちょっとキレることができればターゲットにされなかったことでもそのちょっとしたことで一気にターゲットにされる場合が多々あります。入学後クラスではほんの2か月程度で小さなグループが出来上がります。一旦そこから外れてしまうと、他グループに所属することはほぼ不可能となります。

コンフォートゾーンをグループは死守しますので、そこに新しい面子を入れる事を嫌がるからです。立ち位置を守る。ということでしょうか。そうなると、いじめのはじまりです。あぶれた子を幽霊扱いしたり嘘八百の嘘を流したり
あの子浮いている。という具合になり、学校での活動は一気に楽しくなくなり不登校へとすすんでいきます。

うまくキレル!を芸人から学べ

ですので、わたしは「ジャブキレ」と言ってますが小さい事でも、うまくキレて返事をしておく。ことをお勧めしています。芸人はキレ芸というのがありますが、人を不快にしない程度にしっかりキレ返していますね。あれは、相当な訓練が必要です。

そうすることによって、相手がこの人はどこまでは許すけど、ここからは怒るな。と判断が出来ます。成功している人は賢くキレています。マツコさんやら、有吉さん、小峠さんなど、アンジャの小島さん等しっかりやられっぱなしにならないようにキレ芸していますね。

怒る程に、真実なんだ!と周囲を巻き込み同調を得ることを獲得しています。キレることで、調和させ和ませる力と、相手に馬鹿にされない立ち位置を確保することができます。成功している人は、キレルときにきちんとキレル能力がある人です。

ですので、キレルと言う行為は上手に使う事で人間関係において自分の居場所を作ってくれる大切な感情なのです。怒らない人が良い人というわけではありません。

自分の感情をすなおに受け止め、ストレスが溜まる前にタイミングよくキレる。と良いです。それが出来なければ、反撃しない人を探し、その人を狙って攻撃し続けてきます。優しい子はキレル事を嫌がります。しかし、自分を守ることを放棄しているとも言えます。

キレルには練習が必須

しかし、親がいくら言い返せとかキレろと言っても難しい場合があります。その場合は、演劇でも良いのでキレル練習をしてみて下さい。こういうのは慣れなのです。今は出張演劇指導なども豊富にあり、1時間2000円~ぐらいのところもありますので怒るふりの練習をしておくのです。

親とはできませんから、やはり第三者にお願いしてするのがよいです。アメリカでは、そういう練習の機会があるそうです。日本ではコミュニケーションの練習場が少ないですので、きょうだいがいない一人っ子ちゃんは特に根が優しく、言い返すという喧嘩の頻度もなくいじめのターゲットになりやすいです。

中野信子先生のキレル!という本がとても参考になります。具体例ものっています。

バカとかチビとか言われたら「お前も世界標準でみたらチビだろ」「燃費いいって言えよ」とかw嫌味な事を言われても「本当の事だから仕方ないよ。」という子供もいますが、それでも、何かしら言い返さなければいけません。

怖い顔で「それって犯罪だよ。」というのも効果があるそうです。自分の事を不当に扱われたらしっかり怒ること!これが自分を守ることに繋がります。新学期が始まって、人間関係を構築するのに初めてのセッションは非常に大事です。その時に言い返せるかで、言い返せないか。切れられるか。でその後の人生に大きく影響を及ぼしていきますので、守る為にキレル!ということを実践練習して頂きたいです。

進学校程、EQが低い人間が多いです。そして、学力ばかりで人間指導できる教師が少ないです。そして、学校はいじめの加害者ばかりを守ります。ですので誰かに守ってもらう。のではなく自分が自分を守るきれる。ということを
しっかり入学する前に練習しておいてください。

怒りを見せるときの注意点

  1. 物理的な暴力は避ける:怒りを見せる際には物理的な暴力を行わないようにしましょう。物理的な暴力は問題を悪化させる可能性があります。
  2. 感情的な暴力も避ける:感情的な暴力、侮辱、脅迫なども避け、建設的なコミュニケーションを心掛けましょう。
  3. Q&A:よくある質問と回答

    1. 怒りを見せた後、どのように対処すべきですか?
      • 怒りを見せた後は、冷静に対話し、解決策を見つけるために協力しましょう。必要に応じて学校や専門家の支援を受けましょう。
    2. 子供に怒りを見せることの影響はありますか?
      • 怒りを見せることは、適切な方法で行えば、子供に問題行動を改める機会を提供し、対話を通じて問題を解決するのに役立ちます。

    まとめ

    怒りを見せることは、いじめっ子に対して境界を示し、改善の機会を提供する重要な手段です。しかし、冷静にコミュニケーションを取ることが大切であり、感情的な暴力を避けるよう心掛けましょう。

    ディスクリプション:いじめっ子に怒りを見せる重要性と効果的な方法について解説します。怒りを冷静に表現し、問題解決へのアプローチを示す重要性について詳しくご紹介します。


    いじめ専門のカウンセリングコース

当院では、いじめ専門のカウンセリングコースをご用意しております。その中では、精神だけではなく、肉体改造も盛り込んでおり、柔術師範代で、大人の教室でも指導しています私が、お子さんに空手を指導しています。

大会で優勝され、自身をつけたお子さんもおられます。一度ウエルカムカウンセリングへお越しくださいませ。

 

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