物分かりが良くても夫婦不仲の原因に

物分かりが良くても夫婦不仲の原因に

ご主人との対話において、重要なのは、あなたの主張をする事ではなく、ご主人の気持ちに共感することです。

もちろん、自分の意見を主張する事はこの上なく重要ですが、人は、対話をするときに、たいてい自分の主張をしたいということで頭が一杯になりがちです。

だからこそ、意識の上では、ご主人の気持ちを理解しよう、というところに焦点を合わせた方がずっとバランスが取れるものです。

しかし、ご主人の話しに、気持ちに、共感する事が大事と言っても、物分りが良過ぎるのも問題です。

ご主人が何かしゃべれば、「そうだ、その通りだ!」と、過剰に共感すれば、馬鹿にしているのか!と怒鳴られるのが関の山です。

重要なのは安易に「そうだ、その通りだ」と伝えるのではなく、もっと、ご主人の気持ちを理解するための質問をする事です。

例えば、ご主人が仕事が大変だった…という話しをしているのならば、「それは、大変だ!」と安易に見せかけの共感をする事ではなく、もっと、どう大変だったのか?何に苦労したのか?と突っ込んで質問して、事実を理解しようとする事です。

その上で、「あ~そんなに大変だったんだ」と理解を示せば、ご主人からしても、「ある程度、自分のことを理解してもらった」と感じるものです。

つまり、手順としては..

1、もっと事実を理解する為の質問をする
2、その上で、共感の気持ちを伝える

ということです。

共感の安売りは、「あなたに俺の気持ちが分かってたまるか!」と、反感を買うだけです

また、話し合いにおけるポイントですが

多くの人が誤解していることの1つは、ご主人との話し合いでは、その場だけでどうにかできる、と考えていることです。

例えば、学校へ入学する為の「入学試験」があったとします。

その入学試験が2月1日の13時から14時まであったとして、あなたはその2月1日の13時から14時まで頑張れば、それで合格できる…などとは考えないはずです。

話し合いも同じです。

来週の日曜日の午前中に夫と話し合うのだ…ということが決まっていたとして、その当日のその場だけで頑張って、どうにかなる..などということは、期待しないほうがいいです。

「話し合っても上手くいかない」

と言う人は、上記のような無茶な事をやっておいて、どうにか上手くいくと、と考えてしまっています。
しかし、その時、その場だけ頑張っても、それ程、大きな意味はありません。

つまり、話し合いは準備で決まる、ということです。ここを忘れないでください。

夫が沈黙しかしない・・・

今、ご主人が携帯で怪しいメールをしていたとしましょう。
ご主人がコソコソしている姿をあなたが見つけてしまいます。

あなたは、「浮気ではないか?」と思い、
携帯のメールをこっそり読み、遂に、不審なメールを見つけます。

「よし!これで証拠はつかんだ。夫は白状し、私に謝罪するだろう」

そう確信したあなたは、ご主人に証拠を突きつけ、問いただします。

気持ちとしては…

「ここに証拠がある。さぁ、どう責任を取るのか?」

あるいは、

「さぁ、これからあなたを裁きます。覚悟はできていますか?」

という気持ちかもしれません。

しかし、どうしたことでしょう…。ご主人は自己弁護するどころか、貝のように目をつぶり、黙り込んでしまいます。長い、長い沈黙…。

あなたはその場を諦めてしまいますが、ご主人の貝のような状態は、数日、数週間と続いていきます。

そのうち、沈黙に耐えかねたあなたは、

「もう、メールのことはどうでもいいから何か話しをして欲しい」

「分かった。私の言い方が悪かった。許して欲しい。そして、どうか口をきいて欲しい」

そう今度は、あなたがご主人に懇願するようになるかもしれません。

いつの間にか立場は逆転。あなたが理屈で、ご主人の理性に訴えても、ご主人が沈黙という手段を使えば、理屈は無力です。

そうです。情に訴える方法は、理屈を遥かに上回るのです。

このことを理解していない人は、一生懸命、理屈でどう相手を説得するか?ということばかり考えます。

相手が(それが仮に沈黙という姑息な手段であったとしても)情を使った方法を使えば、あなたは完全に完敗してしまうでしょう。

どう乗り越えるのか分からなくなったら

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