夫婦やり直し講座 メールや手紙は逆効果?

夫婦関係を修復しようと考えているときに、多くの人が手をつけるのが、手紙やメールです。

手紙やメールで自分の気持ちを伝え、どうにかこの事態をおさめたいもの。

しかし、ほとんどの人は結果を出せません。

なぜ、手紙やメールを送っても何の結果も出ないのか?

答えは簡単です。その手紙やメールには、あなたのことしか書いていないから。

重要なので、繰り返します。その手紙が結果が出ないのは、手紙の主人公があなただからです。

多くの人は、どうにかご主人を離婚しないように説得しよう、私の謝罪の気持を伝えよう…そのように考えて、必死で自分の気持ちを書き綴ります。例えばこうです。

—<結果の出ない手紙文例>——–
~さんへ

こんにちは、~さん。3日前のリビングでのあの喧嘩。私が悪かったと思います。ごめんなさい。
ついつい感情的になって、あなたのことを責めてしまいました。なぜ、あんなことをしてしまったのか、本当に後悔しています。もう、あのような事はしないのでどうか、私とやり直してください。愛してます。以上。
————–

上記は記入例なので、もっと詳細に書くこともあると思いますし、上記の手紙文例よりも、短い文章になることもあると思います。

ただ、上記のような手紙をより詳細にしようが、要点を簡潔にまとめて、短くしようが、そんなことは何の関係もありません。

何の関係もないというのは、つまり、上記のような手紙の表現をこねくり回しても、結果は出ないということです。

そういったことは、すでに実証済みです。

では、手紙・メールを使って夫婦関係を修復していくときの最も重要なことをお伝えしますね。

それは、”あなたの考えはどうでもいい”ということです。

少し乱暴な言い方ですね。ごめんなさい。

でも、それが真実です。正確に言えば、どうでもよくはないのです。もちろん、あなたの考えも大切。しかし、それは「あとの話」なのです。

真っ先に伝えるべきことは、ご主人の考えや気持ち。あなたがどう考えているのか?ではないのです。まず、ご主人とあなたとの立場を整理しましょう。

あなたは、手紙・メールを書く、「書き手」の立場。そして、ご主人は手紙・メールを読む、「読み手」の立場。

では、「読み手」の立場にある人(ここではご主人)の頭の中では何を感じ、何を考えているのでしょうか?

それは、あなたのご主人だけに限らず、人は誰でも、「自分のこと」ばかりを考えてしまうのです。一日の大半を自分のことを考えて過ごすものです。

この人間の特性を理解していなければ、ご主人の心を動かす手紙やメールは書けません。

つまり、あなたが書くべきことは、あなた自身のことではなく、読み手であるご主人が最も関心のある、ご主人のことについて書かなければいけないのです。

手紙文・メール文の中に、「あなたのこと」しか書かれていないのなら、当然ですが、興味も関心も半減してしまうものです。夫婦間で対立しているときであれば尚更です。

しかし、渡された手紙の中に、「自分(ご主人)のこと」が書かれていたらどうでしょうか?

もちろん、その他たくさんの要素を加えて、手紙文は書かなければいけないのですが、少なくとも自分のこと(ご主人のこと)が書かれている手紙とあなたのことしか書いていない手紙では、決定的に結果が異なります。

これだけですべてが上手くいくわけではない、ということは理解して欲しいのですが、「ご主人のことを書く」ということがとても重要なのだ、ということを理解していただければ幸いです。


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